知人の文章力に嫉妬するいやらしい私
最近、家にいるだけで無性にイライラしてしまうので、地元の中でも行った事がないところへ行く。
知らない街に行くだけでちょっと旅行した気分になり、わくわくするからだ。
その為に、おしゃれをしていく。
誰に見せるわけでもないけど、自分しか自分の機嫌をとる人間はいないから。
新しいおろしたての白いシャツにお気に入りの木目みたいな渋い柄のロングスカート。
うきうきした気分で向かったのは神戸の塩屋。
最近、レトロな町の中におしゃれなカフェやお菓子屋さんが点在していて面白い。
海も山も近くて、垂水区はやっぱりうらやましい。
最近知り合った人がいる。
その方は初対面から、書くのが好きでと言ってたのでその方のnoteを教えてもらい、早速読んでみた。
その人の文章は、うまい。
自分にはない、才能、文章力がある。
自分の頭の中のモヤモヤをうまく自分の言葉で表現できている。
比喩表現や語彙然り、日常の小さな出来事から過去の思い出に結び付け、話がうまく完結している。
結構な長文を書いているのに、最後まで読み進められる。
私が書いたら、こういう事があってうれしかった、とか悲しかったとか、起きた出来事を単純な言葉で連ねるしかできない。
自分も文章を書くのが好きだけど・・悔しい!羨ましい!嫉妬する。
それに最近は利益が欲しいとか読まれたいとか、読まれるためのテクニックだとか、バズりとか・・いつの間にか影響されて、欲がでてきて。
内面からこれを書きたいと言うより、外に向けて、何か投稿しないと!書かないと!焦るばっかり。
自分でも何を書いたらいいかわからない文章を量産している。
私はいやらしい。そして、中途半端だ。
ブログを投稿する。
何かその先には評価が欲しい、認めてほしい欲が心の中で渦巻いている。
結局、人の目を気にしてがちがちに型にはまっている。
いやらしい。
でもその人から学んだ。
思ったまま書いてもいい。
その人は別に読まれたいとかバズりたいとかなく、書きたいまま書いている。
あんなに文章うまいのに、スキの数が少なくて勿体ないと思ったりするけど、そういうことじゃない。
自分もその人を追いかけていけたらと思う。
ないものだらけを嘆いても寂しいだけだから、その人みたいに、もっと自分を解放させて書いてみよう。
わかっているようでわかってなかったこと。
アクセスを上げる為の記事と自分が感じたコラム的な記事は同じじゃない。
はてなブログでは、内面から湧き出たものを書くべきだと思う。
坂の上の静かなカフェで自分の内面にちょっぴり向き合えた2時間でした。