みそっかすの放浪日記

みそっかすでも生きている!30代半ばの独身女のつぶやきをあなたに。

ロンドン観光初日!激混みの観光地でぐったり&ミュージカル鑑賞

初日が早朝便だったにもかかわらず爆睡で何もしなかったので、2日目からは朝から出かけようと思った。

朝4時に目が醒める。

多分これが時差ボケの影響だろうと思う。

朝4時から起きて、また色々悶々としたり、眠れなくてベッドの上でネットをしていた。

9時頃になってから身支度をし、とりあえず近くのマクドナルドへ。


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タッチスクリーンで注文をし、ソーセージマフィンとフラットホワイト、という日本で飲んだことないコーヒーを注文。

味はカフェラテと同じだが、エスプレッソの割合がフラットホワイトのが高いとか、ミルクの種類が違うらしい。


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安定の味、マクド

周りを見渡すと、近くで働く作業服の人たちや、家族が何人かいた。

普通の、庶民の風景。なんかほっとしたのを覚えている。

Tubeに乗って、まずはザ・ど定番観光地を回ってみようと思った。

 


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TubeでOxford Circus駅の階段を上がると、National Museumのでっかい塔が見えた。

目の前に広がる光景が、まるで違う。

広大な土地にライオンの銅像、美術館、イタリアだかスペインだかから来ている観光客、日本でテーマパークくらいでしか見たことがない重厚な古い建物が並ぶ。


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すべてが、ちがった。

これがロンドンかぁ・・かっけーー!

落ち込んでる私でもさすがに興奮した。

美術館から、みんなが歩いている方に向かう。

まっすぐ行けばバッキンガム宮殿に繋がる。

たくさんの警察、観光客が道路脇に立っている。

週末の何時かから衛兵の式があるって聞いてたけどそれ?と思っていた。しかしあとから思い出したがこの日は第一次世界大戦の記念日だった様でそのパレードがあった様だった。

前に行こうとすると、すごい人で前に進めなかった。


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まるで、行ったことないけど渋谷ハロウィーンとか、子供の頃に行って激混みでクタクタになった神戸ルミナリエのような。

 

周りには朝から瓶片手に飲んでる男たち、なんか叫んでるおっさん、タバコを吸ってるまたおっさんが多くて人も多くてかなり不快だった。

てかなんでこんなに男の人口が高いんだろうと思った。

長身の酒・タバコの男たちに囲まれるし前に進めないし怖かったのでその人だかりを抜けた。ちょっと精神的にあまり良くなかったこともあって軽いパニックになった。

 

あ〜嫌だな〜と思いながら別の道からビッグベンを見て、橋を渡ってロンドンアイを見たりした。

この時SIMが使えなくなり道を調べられなくなったりで軽くまたパニックになっていた。

とにかくWifiが繋がるところに行かなければ。


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ビッグベンの風景もめちゃくちゃかっこいいのだけれど、とにかく人の多さに圧倒されてぐったりした。

このあと、イスラエルパレスチナの戦争デモがこの橋で行われていた。

デモと戦争記念日と観光客が一斉に集まったからか、すごい人だった。

一人旅で、都会とか人混みは精神的に辛い。気合いがいる。

やっぱり一人って心細い。

正直私は一人旅は何回か経験こそしているが、実は別に一人旅が得意ではないのかもしれない。

Wifiも使えないしちょっとイライラしながら街を彷徨っていた。

 

2時半からミュージカルを予約していたのでピカデリーサーカスの方へ移動。

この辺も素敵なビルがたくさん並んでいて、お店やパブがおしゃれだった。


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ただ観光客一人で入るのはなかなかハードルが高そう・・。

ロンドンは聞いてはいたけど本当に多国籍な街だ。

インド系とアフリカ系をよく見る。

アジア系なんて少数派だ。

日本にいる外国人がジロジロ見られたりして居心地が悪いという話を聞くがまさにその逆。

ここは多国籍なのでジロジロは見られないし心配していたようなアジア人差別も今の所は経験していない。

というかアジア人なんて興味も関心もないというのが正しいと思う。



この国で誰も私を知る人もいない。

日本語なんて全く聞こえてこないし全てが英語・違う世界。

ただそれがなんとも言えない居心地悪さと不安、疎外感を抱えながらも同時にある意味での心地よさも感じていた。

 

中華街も劇場の周りも日本と全然違う。モダンだ。


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普通の人がカラオケしてるだけだが、かっこいい。

途中小腹が空いたのでマクドナルドでポテトを注文。

小ポテトは1.5ポンド。水は1.9ポンド。水が360円てなんやねんw

 

そしてレミゼラブルを見に会場へ。

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やはり休日だからか、すごい人。そして劇場は思ったよりも窮屈でまた閉塞感で若干苦しくなった。昔からの建物を使ってるし昔の人はやはり体格がそれほど大きくなかったのだろうか、この欧米人の体格に劇場の狭さがアンバランスだなと思う。


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貧乏なので一番後ろの端の安い席だったが、時々見切れるくらいで別になんの問題もなかった。50ポンドで8000円くらいだったかな。

ある程度ストーリーを知ってるし(と言っても復習しなかったので半分くらいは忘れた)歌が素晴らしいので楽しめたがやはり英語を聞き取ろうとすると何を言っているかよくわからない。

英語がわかればもっと楽しめるんだろうな。

ずっと見たかった本場のミュージカル。3時間があっという間だった。

しかしなぜか心から楽しめなかった(感情が動かされない)のは時差ボケからの疲れと、まだ落ち込んでいる気分を引きずっているからか、加齢で昔ほど感動しなくなっているか・・・色々とあてはまる気がする。

旅は何歳になってからでもできるけど、感動を味わうには若ければわかいほどいいのかもしれない。

 

ミュージカル後、街を散策した。


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ロンドンは聞いていたけれどどの道を歩いても本当に素敵だ。

本来なら食事を誰かとするのだろう。

明るくて、モダンな光を通り過ぎる。

パブはどこも賑わっている。

1人の散策はどことなく寂しい。やばい感傷的で涙が出てくる。

こんなはずじゃなかったのに。

 

クリスマスのデコレーションは心が洗われるような美しさだった。


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日本では正直なんとも感じないクリスマスだけどここでは素直に感動できる。

ただ、どこもやばいくらいの人!人!人!

 

リージェントストリートを外れて、人がいない方向に進んでみた。

Maryle bone(マーリーボーン)という地域がある。

ここは私のイギリス人の生徒さんのアパートがあるらしい。

彼になぜか勧められてなんとなく散歩してみた。

いかにも高級そうな店、アパート、おしゃれなパーらしきものが並ぶ。

一体どれくらいお金持ちなのか検討がつかないが、お金持ちの彼の生活圏内の場所をただ歩く。正直金持ちの生活なんて興味がないが、喧騒から離れるにはちょうどよかった。


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冷たい風に、からっぽの心がなんとも言えず心が疼いた。

 

ロンドンに来て2日目。

一番楽しかったのはこの夜の散歩だった。