みそっかすの放浪日記

みそっかすな三十路の女が色々な事にチャレンジします。主に旅日記や、雑記ブログです。

ハノイ医科大学で親知らずを抜いた話

8月、インビザライン歯列矯正をすることを決めた。

矯正をするにあたり、私の場合親知らずを全て抜く必要があった。

上の歯は簡単なので三国歯科さんで抜いてもらえるが、下の歯は私の場合斜めに生えており、口腔外科で抜いてもらわないといけないということだったので、ハノイ医科大学で抜いてもらう様言われた。

日本で大学病院に行ったことがないが、日本で診察する場合、紹介状や予約が必須。予約もなかなか取れないらしいが、ベトナムの場合、直接そのまま行けるらしい。

ベトナムの学生達は歯を抜くのが得意だからすぐ抜いてくれますよ~と言われた。

 

ローカル病院に一人で行くのは不安もあったが、とりあえず行ってみた。日本人で医科大病院へ行った記事は見つけられなかったので、自身の記事が誰かの参考になれば幸いだ。

コロナ禍の為、入場制限もあるかもしれないと聞いていたがそんなことはなかった。しかし多くの患者なんだか付き添いなんだか人があふれていた。

見渡したところ外国人らしき人は見当たらない。とりあえず入口の警備員に開口一番ベトナム人ではないことを伝えたところ、受付まで案内してくれた。

受付では外国人が来たことであからさまに困惑していたが、とりあえず用紙に必要事項を記入して、口腔外科に行きたい旨を伝えた。指定された場所に向かう。

どの様に待つのかもわからなかったので、しばらくしてから隣に座っていたおじさんに聞き、診察室の中に入って話をしてくれた。

どうやら受付でもらった書類を、診察室?の様な中に入ってとりあえずドクターに渡す様だ。そこで、今日はどうした、どんな症状か、を英語で聞かれ、下の歯を抜いてほしいことを説明した。上の歯も一緒に抜いてあげるよと言われたがとりあえず下だけお願いする。そこから、レントゲンを撮り、お金を払ってから診察開始。

特に大幅に時間を待たされることなく、スムーズに進んだ様に感じる。

日本の病院だと何にいくらかかっているか終わってからでないとわからない一方で(点数見てもよくわからないし)ベトナムの病院は全てレストランのメニューの様に、施術の料金表を見ながら料金を確認できる明瞭会計システムなので、そこはいいなと思う。

ドクターが「これはかなり難しい」とか言ってたので不安になったがここまできたらドクターwith医科大助手の学生たちを信じるしかない。とにかく痛くしないでくれ、とだけお願いした。施術前に、何があっても責任はとらないとか何が書かれているのかよくわからない誓約書にサインして、いざ診察台へ。

 

ベトナムで使われている麻酔針は日本のより太い為、確かに刺されている時は鈍い痛みを感じた。そこから40分位かかっただろうか。やはり思う様にすっぽり抜けず、歯を砕いて歯茎を恐らく切って、少しずつ掘り起こしている様に感じた。

学生助手2名とメインのドクターと3人がかりで行っていたのだが、1人は私の顔をずっと押さえていた(笑)

あと、私の上半身にタオルを敷き、そこに器具をボンボン置いていく雑さ。(笑)

台使ってよ。

そして、学生たちは時に談笑しながら私の歯を削っていく・。何というか日本の病院じゃそんなのはあり得ないと思う。とにかく口を開け続けて、つばが溜まっていくのが息苦しかった。ドクターには鼻で呼吸しろ、痛かったら手をあげろと言われ続けた。

麻酔でよろめきながら、(なんというか血の気が抜ける感じ)なんとか終了。ドクター曰くかなり大変だったそうだ。

あとは院内の病院で薬を大量にもらった。親知らずを抜いただけなのに5種類位のよくわからない外国産の薬が1週間分+リステリンみたいな液体も入っていた。よくわからない・・ちなみに病院はカードが使えないので十分に持っていくことをおすすめする。

私は想定外のレントゲン代と薬代でお金がぎりぎりだった。

 

術後、鈍痛と頭痛に襲われ眠れなかった。痛み止めの飲みすぎと病院からもらった薬の副作用で吐いたり、胃がやられた為、病院の薬は飲むのをやめた。

あとからベトナム人の同僚にきいたところ、ベトナムのドクターは薬を大量に処方するのが普通らしい。

2、3日後は鈍痛もなくなりすぐに元に戻ったが、インビザラインの矯正の痛みより親知らずの痛みの方が何倍も辛かった。

 

レントゲン代 500,000VND(2500円位)

親知らず下の歯1本 3,000,000VND(15,000円位。高い)

薬代 210,000VND(1,000円位。高い!)