みそっかすの放浪日記

みそっかすでも生きている!30代半ばの独身女のつぶやきをあなたに。

昔を思い出してみる

10年前 私は19歳だった。

 

九州から出てきた学生新聞のマドンナコーナーにも特集されたS。

 

美人で明るくて大学生の時既に男の手練手管はわかって、ちょっとすれた感じが魅力的だった。

 

いつも中途半端なブス共にやっかまれ嫌われてた。

 

いつも隣にいるのは男、かボーイッシュな女の子。

 

私は時々キャンパスで出会えば話したりお昼も食べたりしたっけ。

 

きっと、私たちが同じ「女」としての土俵に立ってないから成立してる事は、その時既に気付いてた。

野球部の部員半分とはヤってるって噂もあったS。

今も美人なんだろうな。

 

今はもう潰れて無くなってしまったCD屋さんで運命的にであったあのひと。

あの時音楽何聞いてるの?って聞かれて、「ジョアンジルベルトとか、ピーターシンコッティ」って言ったら「ジルベルトいいよね、涼しくなるよね」って

言ってくれたな。

ライブ行ったら名前覚えてくれて、いつもドキドキしながら話したな。

バンドは解散しちゃったけど東京でどうしてるんだろう。

でもどこかで必ずあの情熱を放出しているだろう。

 

映画監督を目指してたフランス語で同じだったちょっとだけ好きだった先輩。

カフェで偶然出会って、イラストレーター目指してるブスな彼女を見た時は

ショックだったよ。

あの時先輩に勧められた「ゆきゆきて神軍」数年後になってから観たよ。

爆笑した。

 

2年間フランス語を教えてくれた先生。

授業終わりに友達と皆で一緒にギターで歌ったり、ウッドストックとかジャニスジョプリンのビデオ貸してくれたり、革命や世界情勢について学生なりに考えたり話したり今でもカラオケで先生が歌ったあがた森魚の「赤色エレジー」や伊東ゆかりの「小指の思い出」は衝撃だよ。先生70代になったらテロリストになるって手紙に書いてたよね。応援してます!

 

そしていまでもスカイプで連絡を取り合ってる友達。お互いの恋愛の結果を野球の球種で例えるルールを作った時は最高だったね!私たちどこに向かうんだろうね。

 

特に何の特徴もあるようでない大学だったけど、出会った人たちは濃かったな!

私も人になにか印象を残せたらいいな!