みそっかすの放浪日記

みそっかすでも生きている!30代半ばの独身女のつぶやきをあなたに。

2021年のちょっとさびしいテトの思い出。

テト休み1週間終了。正直何もせず1週間は思ったよりしんどかった。昨年のロックダウンを再現した感じ。ただただ日常を過ごして終了。TOEICの勉強も思ったよりはかどらなかったし。

んで、テト最終日にまさかの日本人駐在員の方の突然死、死後にコロナ陽性。しかも近所のレジデンスの方。そこからその方の同僚の方も陽性が判明し、日本人コミュニティに激震が走った。と思う。知らんけど。駐妻さん達は大騒ぎだったらしい。

 

そしてレストラン、カフェは即時全店閉店決定。

ご飯行く約束してたのに・・一気に気持ちが落ちる。

ベトナム人同僚から社長が連絡とれないから心配してる、電話番号教えて!とZaloのメッセージがきた。心配なんてしてるわけないし、絶対に!プライベートの番号を教えたくなかったので、仕方なくSkypeを開いた。

マネージャーと社長から電話がかかってきた。休みの日にこういう事するの嫌だな~と思いながらも。仕方ない。こればかりは。

オンラインになるから勿論リモートで働けると期待していたが日本人は事務所で働くことに。がっかり。。客商売は辛い。

 

同僚のアパートで西洋人の方が部屋で亡くなったらしく、引っ越したと聞いた。亡くなった方は友達がおらず、いつも一人だったらしい。自殺かも、と言われている。欧米人って私が見る限りいつも集団でバーや公園にいて、楽しそうだなってイメージがあった。遠い異国のアジアに来て、思った生活じゃなかったのかな。その方が亡くなる前にどうにかならなかったのかな、全く知らない赤の他人だけど、友達になってあげたかったな、と思ったりした。なんか変に感受性が強いせいもあり、自殺した人に思いを馳せてしまう。

その数日後、韓国人の駐在員の方が自殺、また数日後医療専門家の韓国人が自殺。

この国に不穏な空気が、コロナによってうまれた、人の疎外感や孤独が浮き彫りになった。

そしてそれって全然他人事じゃない。

家族もいない、親しい友人や家族にも会えない。海外暮らしの独身は常に良い意味でも悪い意味でも孤独。

知り合いはいるけど、何でも、いつでも話せる様な親しい友人はいない。なかなかそういう友達って日本で作るのも難しいのに、海外でなんて本当に難しい。

私の場合、1人の時間も嫌いじゃないから、結果ますます友達もできないし、最近更に内にこもっている気がする。最近、職場でもあんまり同僚たちと話さないし、自分は浮いている気がする。

いつからこんな風になっちゃったんだろう。全然きらきらしてない、海外生活。むしろ闇。色々とこじらせてる。

行動力のない自分、行動を制御している自分。どうしたらもっともっと解き放たれるのか。

【体験談】暇だからローカル皮膚科に行ってきた

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今回はタイトル通り、ベトナムのローカル皮膚科に行ってきました。

ハノイでは皮膚科の専門病院として知られているところです。

 

痒みと腫れが日に日に増してくる

テト中日、暇なのでカフェに行ったら何かに刺された。

ちなみに私はベトナムに来てから、何かしらによく刺される。(多分日本人あるある)

今回も何か刺されたなと放っておいたらあまりの痒さに夜中目が醒めた。

じんじんと赤みが増していき、見たことのないデカさにまで腫れだした。因みに部位は膝の裏。また微妙なところ。心配になりネットで調べたところ、蜂に刺されたくらいまで腫れていた。まさか蜂に刺された?


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写真だと大したことないが実際初日はもっと恐ろしく腫れていた。

放っておくのも怖い。

ベトナム人同僚にも相談したところ、まずは薬局行って見てもらえと言われ、薬局に行ってみた。

ベトナム人はお金がかかるので病院に行かず、薬局に相談して薬で治すパターンが多いです。
薬局のバイトのお姉ちゃんも詳しい原因なんてわかるはずがなく、ただ200円もしないかゆみ止みを買わされただけ。

ローカル皮膚科受診

変な病気だったらどうしよう。

というか、テト中でやることがなく、何より暇だったので金がかかるのは覚悟でローカル皮膚科を体験してみました。

どなたかの参考になれば幸いです。

保険証が使えない

行って受付でローカルの保険証見せると、愛想のない受付のおばさんに「使えない」と返される。保険料払ってるのに使えないとかマジでクソだなおい。

因みにベトナムの保険証は保険適応がきく病院があらかじめ決められており、事前に調べてから行かないといけない。どの病院でも保険がきくというシステムではない。

ちなみにこの保険証、入社してから一度も使ったことない。

 

更に説明なしで、チオイ(ベトナム語でお姉さんの意味)は200,000ドンを出せと要求してくる。
理由を聞いたら払えとしか言わないので不審に思っていると、後ろから英語できる患者が「診察料だ」と教えてくれた。

おい、チオイ!

どこに行ったらいいかも何も教えてくれず、この英語ができる患者さんが全て案内してくれた受付の役割の意味なし!

問診内容

個室に入ると、コントの様な安っぽいペラペラのフェイスシールドを慌てておじいちゃん先生はつけ始めた。
診てもらうも、結局詳しい原因は全くわからず、言っていることも不明瞭。

医療用語の英語ならわかるだろう、と書いてもらうも

おじいちゃんの字が震えていてわからなかった。(笑)

 

おじいちゃんの次のステップは採血の為階段で移動。ベトナムでは診察や採決など1つ1つ部屋が分かれており部屋を移動しまくらないといけないのです。

ここでは採血に70,000VND払えと言われる。

検査の結果

採血の結果、血に異常はなし。

最後にお約束の大量の薬をもらって、原因不明のまま終了。

ベトナムでは大量の薬を処方することでお金を稼ぐ。

因みに薬代で400,000VND。二千円くらい。ベトナムは国産の製薬会社がまだまだ少ないので外国産の薬が大半を占める。何が高いってスペイン産のよくわからん薬が高い!
診察料合わせてトータルで3500円程。

あと、外国人だから必要ないオプション(レントゲンとか)を、あれこれつけて請求するケースもよくあるので、ローカル病院の場合自分自身で必要な検査なのかどうか見極めないといけない。


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結局かゆみだけで2種類の外国産の飲み薬と塗り薬2種類。
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成分は何なのか気持ち悪い液体。

時間が経つとオレンジに濁ってきたので結局捨てました。

何回か塗ってみたけど、効果は全然わからない。

同僚の衝撃的な一言

翌日、同僚に、病院に行って結局これだけ金がかかったと話すと、衝撃の一言。

「全部買ってきちゃったんだね。ベトナムは処方箋もらっても、全部購入しなくていいんだよ。」

 

えーーーーー!うそやーーーん!
理由を聞いてみると、お金がないからこれとこれだけ、と選んだり、その医者が信用できないと思ったら買わずに帰るという選択肢もアリとのこと。。

検査内容や薬、これが本当に必要なのか自分自身で判断をしないといけない。

それがベトナムの病院。

 

まとめ

  • ローカル病院は医者含め皆適当。ベトナム語できないと摘むのでできるだけ友達に通訳として来てもらうのが良い。
  • ローカル病院は疲れるだけで解決するかはわからない。
  • 薬代でお金を失う。
  • 本気で治したいなら、国際病院へ。
  •  

薬は2日で飲むのをやめたところ、腫れは自然と無くなった。
薬の効果ではなく自然治癒力だと思う。

社長の日本語が崩壊している件(愚痴日記)

社長は私からの電話は意図的に無視するが、自分はこちらの勤務時間もおかまいなく連絡してくる。
くどくど電話で話され、勤務時間を過ぎた分はきっちり残業としてカウントしている。
うちの会社は残業代が出ない(残業も滅多に発生しないが)ので、
残業した分は翌日早めにその分帰宅する、で対応している。
今まではそれで何の問題もなかったが、突然。
うちのワンマン社長は忘れた頃に思い付きで指摘をいれてくる。
なんて暇な奴。
早めにここ最近帰っていたのが気に入らなかったのか、何故早く帰ったのか、メッセージがきたので、お客様対応で残業した分を使って帰ったと説明。
日本語崩壊のチャットが返ってきたので紹介する。

了解しました、次回からは残業をする場合は許可及び報告無しでの使用は認めませんのでお願いします。

は??残業分早く帰るのもいちいちあんたに伺いたてるって?小学生雇ってんのか?許可及び報告なしって日本語も意味不明。

残業は、僕が直接、他業務を緊急で依頼した場合を除き、来客対応以外は元から全拠点基本無しです。

いやいや、入社して1年数か月聞いてないし。今決めたよね?元から残業が基本なしの意味がわからないけれど、あなたの会社ではあなたが判断するから、残業という言葉は存在しないという事でしょうね。

もう少し詳細をお伝えすると、
メール対応、電話対応だけであれば30分以内で済む話なのと、ただ本人の作業効率が悪い、メール作成に時間がかかるなどは、本人の能力の問題なので認めません。

誰も詳細聞いてませんけど。いや、作業効率云々とか決めつけがすごい。監視カメラだけでどうやって判断できる?

他の人達も以前から時間前に準備なので早めに出勤してますし、勤務終了以降も、早めの連絡が必要あると判断した場合は、その時間以降も連絡取り合う場合も良くあります。それらは、残業という認識はありません。

どっからつっこんでいいのかわからんが・・。

逆に、勤務時間中に、家族から友人から連絡あった場合も、メッセージ、電話取ることは許可されてます。
グローバル社会では特に柔軟性が必要ですので認識ください。

逆に、をここで使う意味がわからないし、逆にー以下の説明も文脈に沿ってないし意味不明。許可されてるって?残業の件と関係なくない?え、逆にメールや電話するのもあなたの許可が本来必要なんですか?んで、あなたがグローバル社会の柔軟性とか言う??

頭悪い人の相手って疲れる。
そしてこんな事を休日に監視カメラで社員を監視しながらチャットするなら、日系企業とコネ作って売り上げにつながるを考えるべきだが、
彼はそれよりも残業を認めないことを社員に伝える事が優先事項。
あー早くさっさと辞めよう。

外資系ホテルでのリゾートバイト・メリットデメリットとは?

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私はベトナムに来る前、リゾートバイトで働きながら就職活動をしていました。

海外就職を目指していたのでちょっとでも英語環境に触れたいと思い、外資系ホテルにもチャレンジしました。

応募前は結構緊張しましたが、実際入ってみると、英語や海外に興味があれば誰でも働けます!

今回は外資系ホテルで働くメリットデメリットを自分なりにあげてみようと思います!

 

 

外資系ホテルで働くメリット

 

英語が日常会話の毎日

北海道サホロとトマムにある有名外資ホテル・クラブメッド。通年開いているわけでなく、バケーションシーズンのみオープンするという不思議な(ある意味狂った)ホテルでした。日本だと、夏と冬(スキー)。

世界中からこのホテルで季節労働する為に人が集まるわけです。

私は調理補助として入ったのですが、仕事中は基本的に会話も何かの表示も全て英語なので、英語環境で働くという事に対し鍛えられた気がします。入る部署によっては日本人が多めのところもありますが飲食関連やスキー関連の部署だとほぼ働く相手は外国人でした。

 

海外の友達が作れる

数か月の間、外国人も日本人も同じ寮で暮らすためよっぽど人を避けない限り必然的に仲良くなれます。仕事終わりに一緒にご飯を食べたり休日に一緒に遊びに行ったりもしました。世界中の仲間と出会えたのは本当に刺激的な毎日でした。

日本人も大体海外が好きな人や英語が話せる人も多く、面白いバックグラウンドを持った人たちが集まるので楽しかったです。最年長で、普段は水産工場で働いてる独身のおばあちゃん(70いくつ)がシーズンオフの時期だけ洗い場で働きに来てたり笑。そのおばあちゃんと20歳のフランス人の女の子が同室だったのは笑えました。又、スノボとかスキーができる人は欧米系インストラクターと仲良くなるチャンスがあります。(私はスキーリゾートに来ておいて一回もしませんでした。)

 

海外の働き方を学べる

私は日本の温泉旅館でも働いていたのですが、日本の料理人の方達は基本寡黙で喋りません。仕事中は厳しく、特に外国人労働者に対し理不尽に厳しかったです。

しかーし海外のシェフたちは大体陽気。(アジア系はやっぱり真面目だからなのか、ちょっと別。)仕込み中は音楽をかけながら、踊りながら料理してました(笑)

あとこのホテル、お客さんを楽しませるのもシェフの仕事の一部だったので、お客さんとバンバン喋るし写真も撮ります。仕事中どんなに大変でもユーモアを忘れないサービス精神。

日本人の様な静かに、お客様の失礼のない様に働くのとは対照的。

海外のお客さんも日本人と全然違い、私の名前を呼んでくれたり会話を楽しんだりウインクされたり。そんな違いが感じられるのも外資ならではで面白かったです。

 

(番外編)女性扱いしてもらえる

日本にいると正直自分が女性であることのメリットを感じた事ないですが、外国人男性はブスだろうが年寄だろうが、性別的に女と認識できる者に対しては基本的に優しくしてもらえるので個人的に感動しました。

ちょっと重いもの持ってたらすぐに迷わず助けてくれるし(日本人みたいに自分が助けるかどうかおろおろしない。)ちょっとよろけただけで3,4人位の男性がすぐにさっと寄って助けてくれます。勘違いしてはいけません。これは彼らの女性に対するマナー。自然な事。でも気分が良かったのは確かです(笑)

仲良くなったイタリア人シェフが

「女性と話してる方が、色々な話題に飛んでいて楽しい」

と言っていたのがとっても素敵でした。女性をリスペクトしてる感じがね。

 

デメリット

英語圏メンバーは殆どいない

私の部署の場合ですが、殆どのメンバーが非英語圏でした。

料理長がモーリシャス、そしてモルディブ、インド、トルコ人が多かったです。あとはアフリカ系、南米系、ヨーロッパ少し。
私はインドネシア人、インド人シェフと組んで働いてたのですが、最初はシェフの英語が聞き取れなくて(というかシェフの発音が悪すぎて)何をしてほしいのかわからなくて、よく一方的にキレられてました。

英語も文法もめちゃくちゃですが、皆態度は偉そうでした(笑)これは日本人は見習うべき。デメリットをあげるとすると、英語圏の人が話してるきれいな英語を聞ける確率は稀なので、本当に英語の練習になるかと言われるとそうでもないと思います(笑)

英語の練習の為にここに来たと言ってる日本人もいましたが、正直単語だけでも通じてしまうので、本当に英会話の練習になるのかと聞かれると正直ならないと思います。
ただ、英語環境には確実に慣れます!

 

英語で主張しないとカモにされる

何でも黙って従っていると、都合の良い様にこき使われたり、

「君ならできる。ポジティブに捉えて」とか適当な言葉でバイトなのに大変な仕事を任されてしまったりするので、無理なものは無理、主張しないといけないです。

私はシェフでもないのにいきなりポーチドエッグを作れ、と言われできるわけないだろ!と反撃したことがあります。無理強いもいいところです。

 

このホテルの中は完全に英語の世界なので自分で英語で戦わないといけないです。

そこが海外で戦い慣れてない日本人の難しいところ。
私も当時今よりもっと英語ができなかったので自分の主張を正しく伝えられなくて悔しい思いを何度もしました。英語ができないってだけでこんなにも無下にされるというか、いい様に扱われるのか、と。そしてもっと戦える英語力を鍛えよう!と思い今に至ります。。

 

外国人の性欲がうざい

これはこのホテルの名物というか・・シェフたちは大体家族を残して出稼ぎで働いているケースが多く、皆とんでもない女好きでした。

スノーボーダーやスキーインストラクターは欧米系が多く、若いのでチャラつくのはわかりますが、キッチンスタッフは皆結構なおっさんです。
特にトルコ人とインド人の女に対する好奇心と執着は恐ろしかったです。

実際スキーシーズンは全国から若い女の子が集まる為、彼らにとっては祭り。

実際、数人はナンパに成功し、夜中に部屋に連れ込み、カーテン越しに寝ている相方に気づかれない様むつみ合いをしていたり・・。

 

こんな中身がおっさんの私でさえ、2人の既婚者インド人にロックオンされ、必死に口説かれたりトルコ人のおっさんにどさくさ紛れに手を握られたり・・思いだしても苦さしかないです。対策としては彼らに不必要にへらへらと笑顔を見せない、親切にしない、料理を作ってもらっても過剰に喜ばない事です。

 

変な日本人に出会う

これは外資に限ったことではないですが。
やっぱり日本人の中には、日本社会では生きていくのが難しい様な癖の強い人はいましたね。特に年配の方にその傾向が強かった様に思います。

私も、チベット仏教を信仰してる、ダライラマ大好きな変な40代のおばさんと組むことになってしまい、毎回嫌味を言われたり勝手に嫉妬されたりものすごくやりにくかったことがありました。(毎年若い子を虐める有名な派遣ババアでした。)

余談ですがそれだけ宗教を信仰してるのに人を平気で虐めるという矛盾した行為に物凄く矛盾を感じました。

 

まとめ

英語を話したい人、外国人と触れ合いたい人にとっては刺激的な職場という事には間違いないです。

別に英語が話せなくても人間同士通じ合えば仲良くなれるし、相手も英語が第二言語なので心配しなくても1か月乗り越えれば何とかなります。

逆にトルコ人シェフの様に、英語が全く話せなくても海外で働ける人もいる事に勇気をもらえます。(笑)

英語が出来ない分はパフォーマンスでカバーして認めて貰う事も大事かな。

と言っても大それた事ではなく、言われた事を頑張ってたら大丈夫。あとはレストランの場合はスピードですね。

 

ぶっちゃけリゾバはどこに行ってもそれなりに大変なので、それをいい経験と捉えるか最悪!と捉えるかは人それぞれです。

私も色々な事がありましたが、結果的にはいい経験をしたと思っています。

この時にどんな逆境にも耐える力、英語で外国人と働いた経験は確実に今に活かされていると感じます。

 

海外就職前にこの経験ができて良かったと思います。

あと個人的にはワーホリを経験しないまま年齢が過ぎてしまったのでワーホリっぽい体験もできたのでよかったです。