ホーチミン3日目 おしゃれ雑貨サイゴンキッチュに行って来て友達ができた
ベトナムはご存知の通り、大昔は中国に侵略され、やっと中国を追っ払ったと思ったら今度はフランスがやってきて、という常に侵略され、戦かってきた歴史を持っている。
負の歴史もあるけど、中国とフランスの文化をうまい具合に融合させてるのもベトナム。ガイドブックにも載っている有名な雑貨店サイゴンキッチュへ行ってみた。
ちなみにスイティエンパークでバテた後にまた歩いて店まで向かった。
今思えばかなりの体力があったと思う。異国にいる時のパワーってすごい。
この辺はベトナムの富裕層が沢山住んでいるところらしい。
確かに、なんとなくおしゃれな雰囲気。
外国人オーナーの店が多いとのこと。
ミスターバインミーかわいい。
雑貨の色がポップでかわいい!
ベトナム戦争時のプロバガンダデザインのものや、キャラクターパロディを使ったユニークなデザイン、ミスターフレンドリーなどのキャラクターものも、あった。
デザイナーはフランス人。ポップな色使いが心躍らせる。
でも、値段は日本で買うのと同じくらい、高い。
ビニール素材のポーチをお土産と自分用で購入。色々あるけど魚柄を購入。
なかなか日本にはないデザインだから。値段は普通に400円位した。
色々見た中で、女性の顔がプリントされたカラフルなトートバッグを買おうと思い店員さんの女の子にどれが人気か聞いてみた。
女の子はカタコトだが簡単な日本語が話せた。
彼女の名前はジョイ。
この店はテレビの取材もくるらしく「もやサマ」でさまぁ~ずが来店した時の動画を見せてくれた。
すごくフレンドリーだ。
彼女は、英語も下手な私からしたらペラペラで、よく喋る。
なんか、自分の意見を主張する強さがある。
英語は独学1年で話せるようになったらしく、今度は日本語を勉強中と言うので、
なぜ日本語を勉強してるか聞いたところ
「日本人はよく店に来るけど簡単な英語もわからない人が多いから、
私が日本語を勉強した方が早いと思った」と。。
うん、なんかごめん。(笑)自分含め日本人英語喋れなくてごめん!
と思わざるを得なかった。
色々話してたら
「あなた、1年勉強したらもっと英語上手になるよー」と言われ
そこから仕事そっちのけで私への英語レッスンが何故か始まった。(笑)
店の商品に書いてある英文読んで!違う!everythingのvの発音はこう!とか言われてジョイのペースに巻き込まれた。喉は乾くし、店内は冷房があまりきいてない為汗ダラダラ。
いいのか?店。と思いながら。
でも彼女とのやりとりが楽しくて私は今晩夕食でもどう?と誘ってみた。
残念ながら仕事が終わるのが遅いらしく明日出勤前までなら時間があるから、宿まで迎えに来てくれると言ってくれた。やったあ!
という事でベトナム最後の日は、知り合って1日目の友達とお昼ごはんを食べるという素敵な1日になる予定だった。そこから最後にして最大のアクシデントをしでかしてしまうのだがまたそれは次回のお楽しみに。。
おしゃれな店内。
高くて買えなかったブッダキャンドル。
購入したバッグ。2000円位したよ。このバッグは色んな女の人と、カラーがあるよ。
もし行かれる方は、お店の看板娘、ジョイさんは常にお店にいるので気軽に日本語で話しかけてあげてください。彼女の日本語の勉強になります。(眼鏡をかけた若い女の子です)
この後またテクテク歩いて行き、暑いから大企業のビルの中に入ってみた。
サムスンとか日本の大企業の支店とかが入っているようなビル。
世界中のエリート達がここに集まって仕事をしている。
このビルに入っていくベトナム人、駐在外国員は皆身なりが一流だった。
半パン、サンダルで小汚いのは誰もいない。
ドラマでしか見たことないキャリアウーマンスタイル、ヒールで颯爽と外へ出るベトナム人キャリアウーマン。
汚いTシャツ、バッグ、半パン、ノーメイク、ユニクロブラトップなわて・・。
人間は本当に皆平等なのだろうかというフランス革命家さながら考え込んでしまった。まあ自らの低位置を感じただけだけど。
そんな富裕層ビルを見上げながら路上で食すフォー。
韓流ドラマの野心丸出しヒロインなら今はここでフォーを食ってるけどいつかこのビルの最上階レストランで食事してやる!とか言ってそう。
少し歩けばマジェスティックホテルがあったり、オシャレなイタリアンレストランとか、さっきまで見てていたような、道端に寝転がったり座ってる人なんていない。
ベトナムの闇を見た気がした。
どこの国でも感じるあからさまな貧富の差。
なんとなく切なくなりながらホテルへ戻った。