読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

みそっかすの放浪日記

みそっかすな三十路の女が色々な事にチャレンジします。主に旅日記や、雑記ブログです。

バガン2日目 見ず知らずの人に食事からお賽銭までおごってもらった運命的な話

初めての外国での深夜バスでの移動、地獄のような暑さ、泣いたり笑ったりで濃密な1日目が終了しました。

今回はバガン2日目です。2日目も色々ありました。

宿を移動する

 ジャンさんから、ラインがきた。

「よかったら、僕たちと食事しませんか」

正直今私がいるホテルはニャウンウーと言って散策の中心地から離れている為、

昨日散策した段階でちょっと遠いなぁと思っていた。

うーん、宿、移動しちゃおうかなあ。

でもたかが1日だけだしなあ。

私は優柔不断な上、選択してからもうだうだ悩んでしまう性格だ。

旅行の時間は有限なのに決められずにどんどん時間が過ぎていく。

まあ結局、寂しかった私は、ジャンさん達と交流した方が楽しそうだったので、

宿を移動することにした。

 

インワモーテルのスタッフの人は2日目の宿も泊まるか?とか、次はどこへ行くんだ、バスチケットは買ったか?など色々聞いてくれてお世話になった。

私が結局宿を移動する事にした時も、バスチケットを次に泊まる宿でピックアップしてくれるようにわざわざ手配してくれた。

申し訳なさを少し感じつつも宿へ移動。

 

2日目の宿はオステッロベロバガンという所。

www.booking.com

 

f:id:omatsu17:20170504205215j:plain

この宿、宿泊してる人がほぼ欧米人!!

フロントの鼻ピアス、タトゥーのアメリカ人の女性が説明してくれるんだけど何となくしか聞き取れない!

ベッドもドミトリーのバックパッカースタイル。

オフシーズンで1800円ほどしたのでミャンマーの物価上昇は今後どこまでいくのやら。

 

欧米人ばっかりに囲まれると委縮してしまうダメな私。

やっぱりここに来たのは場違いだったのかも。

書いていても自分の優柔不断と決断力のなさには辟易するものがある。

 

とりあえず荷物を置いて出かけることにした。

 

宿の前にバイク屋があったのでそこで借りる。イワンモーテルの前のバイク屋さんよりもレンタルの値段は安いが、(2000チャット)

バイクが古い感じがする。ちょっとチンピラ風な少年たちがやっている店だった。

f:id:omatsu17:20170503113504j:plain

 

  Thank you for your kindness

バイクはスピードも出ないし、調子が悪い気がする。

途中からとうとう動かなくなってきた。

その時、少年が近くに立っていて、少年がバイクの調子を見てくれ何とか直った(一時的に)

その時に私は聞いてはいけない一言を聞いてしまった。

「ここで何をしてるの?」

言った瞬間、彼らが大きな袋を持っているのが視界に入った。

あ、物売りだ。

少年たちは私が袋に興味を示したと思ったんだろう。

「絵を売っているんだ」と言った。

色んな人のブログで見た。絵を売る人がいる事を。

それを売ってくるという事を。

少年は絵を見せてきた。僕が描いたんだという。でもそれは嘘。

そこらじゅうで同じ絵が売ってるから。

私は「いらない、ありがとう」と言ってその場を去った。

 

すると少年はバイクで私を追いかけてきた。

もう1度少年は言った。「絵を見ないか?」

袋をあけてまた見せようとする。

困った・・。

私は「あなたの親切には感謝します。でも絵はいらない」

Thank you for your kindness.

これは山口百恵の「さよならの向こう側」でそのまま覚えたフレーズ。

こんなところで使う事になるとは。

 

そう言った瞬間、少年は私を睨みつけた。

どうして?親切のお返しに買ってくれてもいいだろう?

ここの人達には、親切にお金が必要なんだ。

 

私はバイクを走らせ逃げた。

睨まれた少年の顔が焼き付いて離れない。

買ってあげた方が彼の生活の為になったんだろうか。

でも結局買った所で元締めにわたるだけなんだろうか。

親切ってお金が必要なものなんだっけ?

 

また泣きたくなってきた。

バガンに来てから、日本ではごまかしてきた、自分の未熟で、嫌なところばかりが目について嫌になる。

 

再びシュエサンドーバゴダへ 

嫌なことはあったけど気を取り直そう。

サンセットをリベンジする為に、またシュエサンドーバゴダへ行った。

2日目のシュエサンドーパゴダ。

また、あいにく綺麗な夕日は見られなかったが、昨日よりかは景色を堪能できた。

 

f:id:omatsu17:20160518204520j:plain

f:id:omatsu17:20160518205554j:plain

こーゆーのを精神状態がよくないときに見ると見るとマジでやりきれない。

f:id:omatsu17:20160518205544j:plain

f:id:omatsu17:20160518210201j:plain

 

 

バッテリー切れ

バガンは日が暮れると一気に真っ暗になる為、帰りを急いだ。

辺りが段々と暗くなってくる。

そんな時、最悪なことにバイクがまた動かなくなった。

まさかバッテリー切れ?

焦れば焦るほどあたりが暗くなってくる。それに誰もいない!

パニックになった時

「ヘイ!」

道路のむこう側から声をかけてくる男女がやってきた。

 

 詐欺集団

この2人…ミャンマー人?

何か中国語っぽい言葉で会話してる。

男性が私のバイクを見たら、やっぱりバッテリー切れだった。

彼女が英語で通訳をしてくれた。

「バイク屋へ一緒にいくぞ」

バイク屋まで一緒に行ってくれると言う。

私は精神がこのとき結構パニック状態になっていた為また金を要求されることしか考えが及ばなかった。

「いや、いいです、大丈夫です。お金ないです。」

私は力なくそう言って逃げようとした。

騙される。

どこか連れて行かれる。

私がよっぽど動揺している様に見えたんだろう。

彼がiphoneの翻訳機能を出してきて私にこう告げた。

 

ミャンマーは貧しい国だけど私はお金はいらない。

 

その時、二人に対して申し訳ない事をしてしまったんだなと反省。

私がまだ警戒しているので、彼はバイク屋に電話し、すぐにここまで新しいバッテリーを持ってくるよう伝えていた。

 

バイク屋をまっている間、男性はミャンマー人、彼女は台湾人、二人は台湾で出会って一緒に旅行をしているという事がわかった。

私は本当に失礼だが、二人に騙されると思っていたので、先程のことを謝った。

二人は、良かったら一緒に食事しない?と食事に誘ってくれた。

 

行きずりの旅人と食事

バイク屋が到着。バイク屋の少年に彼はミャンマー語でちょっと怒っていた。

偶然出会った私達3人は一緒に食事をすることにした。

不思議すぎる。

 

男性の名はアンアン。女性はジェスティ。

アンアンは台湾で調理を勉強したらしく、7月に地元のマンダレー

ステーキハウスを開くらしい。

ジェスティは、会社を辞めて旅に出たらしく、1人旅は何回もしているらしい。

英語が正確に聞き取れないのであまり情報は定かではない。

 私達は筆談や、ジェスティに通訳になってもらい会話した。

アンアンは店に座るなり、スマホを自身のiphoneテザリングしてくれ、

何が食べたいか、飲み物はどうするか色々気遣ってくれた上、おごってくれた。

何でここまでしてくれるんだろう・・。

 

その後、あなたが良ければパゴダを見に行く?と夜のパゴダ散策まで誘ってくれた。

私1人だったら絶対に夜にパゴダを見に行くことなんてできない。

女の1人旅はやはり行動が限られてくる。

カモン!(俺についてこい)」と若干どや!な感じのアンアンに言われ

二人の後ろについてバイクを走らせた。

後ろでついていく私は夜のバガンが暗過ぎて運転するのは怖かったけど。。

それにさっき出会った人とこうして行動してるのがまだ不思議で

もしこの二人が悪い人達で、ここで殺されても暗闇でだれも気付かないだろうなとか

ぼんやり考えていた。

神のみぞ知る行動。まさに運任せ。

 

law ka nanda pagoda(ラウカナンダパゴダ)に到着。

暗闇に輝く黄金のパゴダ。ラウカナンダパゴダ。

観光客は殆どおらず地元の人がぽつぽついる位。

イラワジ川が近くにあり、風が気持ちいい。

風鈴のような、民族楽器の鈴のような、涼しい音色がどこかから流れてくる。

凄く幻想的だった。

 

f:id:omatsu17:20170503193336p:plain

 

f:id:omatsu17:20160518233648j:plain

 f:id:omatsu17:20160518233626j:plain

ミャンマーはタイと同じ上座部仏教の為、自分が産まれた曜日によって祭壇があり、祈る場所が違う。

私は水曜日。あとで調べたら水曜日は午前と午後にまた分かれるらしい。

何故水曜だけ?!

 自分の歳の数だけお釈迦様に水をかけたり。

f:id:omatsu17:20170504164316j:plain

f:id:omatsu17:20170503193406p:plain

くるくる回る器にお金を入れる。

それぞれ、金運とか結婚運とかがあって器にお賽銭が入ると願いが叶うらしい。

ゲーセン感覚でやってみる。

そのお賽銭もアンアンが出しくれた。人のお賽銭ってご利益的にはどうなんだろう。

 

2人のお陰で夜のパゴダ散策という願ってもない体験ができた。

アンアンは本当に優しくて、帰りのビールとお菓子までおごってくれた上に

宿まで送ってくれた。

何でもアンアンが金を出してくれるのでそれだけで彼の事が好きになりかけた。

せっかくなのでもう少し話がしたくてあの欧米宿で一緒にお酒を飲むことに。

テラスには欧米人で席がうまっていた。

 欧米人がうじゃうじゃの宿にきた二人は少しびっくりしていた。

私もちょっと面喰ってしまった。

正直、英会話もまともにできないし、1人だったらこの環境はきつかったと思う。

1人じゃなくてよかった。(ブルソンちえみっぽく)

 

そんなこんなで夜が更け二人とはお別れした。

多分この出来事は一生忘れないと思う。

それ位、感動的な出会いで、自分にそんな事が訪れるなんて出発前は想像もできなかった。

旅の不思議さ、縁の不思議さを実感した夜だった。

 

広告を非表示にする