バガン→ヤンゴン 13時間の移動の後謎の穴の独房ですごした話
感動的な日から一夜明け朝4時45分に起き、ジャンさん達と一緒に朝日を見に行く約束をした。このホステルはサンライズやサンセットを見に行くツアーを無料でしている。というか、宿泊者同士が約束してみんなで行く感じ。
早朝のバガンもまだ真っ暗だったが皆起きてバイクを走らせていた。
バガンは道が舗装されていない場所も多いため道がガタガタ。
ジャンさんに必死でついていく私。
名もないようなパゴダへ入っていき、ここの頂上で朝日を待つと言う。
周りには私達以外観光客は誰もいなかった。
ジャンさん、どうやってここを見つけたんだろう。勝手に上っていいのだろうかと思いつつ、真っ暗闇で狭い遺跡の中をiphoneの光で上まで登っていく。
まるでインディージョーンズの冒険をしているような気分だった。
ここまで連れてきてくれたジャンさんに感謝だ。
バガンの朝日
早朝のバガンは素晴らしかった。
まさにアメージング。
薄暗い中、
鳥やニワトリの鳴き声がそこら中から聞こえてくる。
どこからか、宗教音楽のようなものが流れている。
目の前に広がる光景は、今まで見たことのない、異国での朝の風景。
朝はこうやって始まるんだ。
バガンに来て一番感動したのは夕方より朝だった。
やっぱり空は雲が厚く覆っていてとってもきれいな朝日を見れた訳ではないけれど、
バガンにやっぱり来てよかった。そう思えた。
宿に戻り、支度をする。
ジャンさん、フローラともここでお別れ。
私はヤンゴンへバスで戻る。
帰りのバスはミャンマー人が主に使うローカルバスだった。
宿の前でとんでもない車を目撃。上の人ら大丈夫か?
ヤンゴンへ戻る
写真を撮らせてくれた運転手さん。
男性のロンジー姿ちょっとかっこいい。
地面が赤いのは噛みたばこのあと。
大音量で怪しい音楽とカラオケがエンドレスでかかっていて眠れない。
うるっさい!
途中途中で、大きな荷物を持ったミャンマー人が乗ってくる(商売?)
為荷物を運んだりしていて遅れる。
ミャンマー人はバスでゲロを吐く人が多いと聞いていたけど、私が乗ったときはそんなひとはいなくて良かった。
夕方の渋滞で更に遅れ、結局ヤンゴンまで12時間かかった。
その後タクシーで宿につくまでの時間合わせると13時間位・・。
流石に疲れ果てて風邪気味になった。
ヤンゴンで泊まった宿はここ。
ダウンタウン近くにある宿。
ロナウジーニョ似の運転手さんがなかなか見つけられなくてグルグルした。
宿の周りは飲食店だし、何となく不潔な雰囲気。
ダウンタウンに出てみたけど暗い中びっくりするほど人がいた。
この日は具合が悪かったので、市場で買ったライチを食べて就寝。
ミャンマーらしいものもっと食べたかったなぁ。
部屋に入ると独房の様な暗い部屋。
ベッドに虫の死骸、おまけに壁の上部に変な穴が開いていて、余裕で虫が入る環境で落ち着いて眠れなかった。
シャワー室も不潔で必死で入った。
謎の穴!!
朝のヤンゴンの風景(一部閲覧注意)
あき竹城さん?
無数の鳩!!キモイ!!!
ドブ掃除をする人。
とにかくキンキラ!
名前忘れたけど、ダウンタウンから歩いたところにあるお寺。
スーレーパゴダ。地元の人達が熱心に祈りを捧げていた。
私達は近寄りれない。
ここでバンコクに戻らずにもう少しヤンゴンをゆっくり見たかったなあ。
今回はバガンしかゆっくり見れず、後悔が残ってしまったので、
次回は必ずミャンマー単体で旅をする!
そして社長になったアンアンに会いに行きたいし、助けてくれたお礼がしたい。
そのために、ミャンマーのお金は両替せずに財布にしまっておいた。
最悪な事に宿の前でペシャンコになったねずみ(また!)が死んでいた。
車に轢かれたのかな。びっくりしたけど、そんなの誰も気にしてなかった。
空港で出国手続きを済ませるととても寂しい気持ちが立ち込めてきた。
既にミャンマーが恋しくなっていた。