みそっかすの放浪日記

みそっかすでも生きている!30代半ばの独身女のつぶやきをあなたに。

バンコク1日目後半 野犬、ごみの山、スラム街?初日からバイタクデビュー

やっとこさバンコクスワンナプーム国際空港に到着。

この空港、2006年に新しく開港した新しい空港です。

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タンソンニャット国際空港がかなりしょぼかっただけに、広い!綺麗!

 

次の日はミャンマービザを取ろうと決めていた為、

ビザ代と、プリペイドSIM分だけ両替する。

今思えばビザ代なんてここで両替しなくて全然良かったけど・・

 

ゲートを出て早速AISのSIMを購入。(支払いは現金のみ)

タイはフリーwifiが飛んでいると聞いていたので、現地SIM買うか迷ったけど、

タイには1週間いるし念のため購入。

結果的に、無料通話分もついてるしすごく便利だった。

(後にトラブルも発生したし・・)

正直あまりfree wifiが飛んでいる印象はなかった。。

wifiは基本カフェとか店に入らないとなかったし。

 

空港からタクシーは使わず、エアポートレイルリンク安全に安く宿まで移動。

エアポートレイルリンクの改札付近にも両替所のsuper rich発見。

しかもさっき両替した銀行よりかなりレートがいい・・クッソ!

 

エアポートレイルリンクの中はなぜか線香のにおいがした。

あと、軍の警察の人も乗ってきて腰にデカい銃を所持しているのを見て

ジロジロ見てしまう。

もうここはタイランドなんだ。異国なんだ。。

 

朝5時からの移動でこのとき夜20時位・・(ゲエ)

今思い出してもちょっとびっくり・・既にグッタリだった。

 

エアポートレイルリンクとMRT(地下鉄)をつなぐマッカサン駅で乗り換える。

モアっとした熱気で一気に汗だくに。

激しいバイク音とクラクション。

なんかわぁわぁ言うてる、、

列を成してないバンコクの渋滞をバイクがすり抜けていく。。

 

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バンコクでの宿はここ。

www.agoda.com

アゴダのレビューや、旅人さんのブログですごく高評価だったのでここに決めた。

駅から遠くはないが、道がわかりにくい、野犬が夜はうろついているというレビューが気になっていたが・・

 

最寄りのクインシリキットコンベンションセンター駅に到着。

ここまでは順調だ。あとは宿に辿り着くだけ・・・・

 

ハイ、、、

案の定道に迷った!!

まず、日本と比べて道が暗いことにびっくり。

道なりに進んでいくと、早速野犬がうろうろ・・・

ドブ川が流れる橋の付近にバスを待つ人達が真顔で座り込んで待っている。

道路の脇に、座ってぶつぶつ1人言を言っている老婆が2人位いて、

急に怖くなってきた。それになんか獣臭い・・・

 

道なりに歩いて途中路地に入る、とブログでは書いてあったが、

そのドブ川の橋の路地の先は真っ暗(来た当初はそう見えた)

え、ここを歩くの?まさか!と思いドブ川橋を通り過ぎ、もう少し進んでみたが

やっぱり路地がない・・(当たり前だ)

昼間はこんな感じの通り。夜は暗い。

 

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どうしよう。聞くしかない。

若者に話しかけるが、英語が話せないから笑顔でかわされてしまった。

ちょっと凹む。

 

だれか捕まえないと!

大きい建物(会社?)の警備員さんに声をかける。

おじさんが全く英語がわからず、

通りすがりの女性2人を捕まえてくれた。

女性2人も英語が堪能というわけではなかったが、宿をネットで調べてくれ、

電話をかけてくれた。

うわ、いい人。。

しかし、グーグルに載ってる宿の電話番号がファックスの番号を載せてるらしく

「ファックス」と言われる。

まじかい!

 

タイ語で何かやり取りしていたがどうやら女性達が宿まで一緒に歩いてくれるぽかった。とにかくサンキュー、サンキューを言いまくる。

 

そしてやはりまたさっきのどぶ川の路地で立ち止まる。

そこで女性達がバイタクの兄ちゃんに道を聞いてくれていた。

さっき知り合ったばっかりだけど、完全におまかせモード。

 

待っていたら突然女性から

「10バーツ!」

え・・?バイタクに10バーツ払って行け!という。

 

ブログではこの通りから5分もかからない距離と書いてあったのだが・・

「え、歩けないの?」

「ノー!10バーツ!」

 

たぶん女性達も面倒になったのかもしれないし、

私も暗い道を1人でさまよい歩く体力も持ち合わせていない。

それに暑い!!!怖い!!!臭い!!!

の、3重苦?だったし。

もう面倒くさいのでバイタクに乗ることにした。30円だし。

 

東南アジアに来たらバイタク移動してみたいなーと思っていたがまさか到着初日に乗ることになるとは。しかも本当に2,3分の距離(笑)

でもこの距離で何匹も野犬を見たこと、謎のゴミの山を通り過ぎて

一体どんなところに宿があるんだろうと不安になった。

 

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昼間のゴミ山。

 

21時。やっと宿に到着・・

つ、疲れた・・・

宿のフロントの女の子は親切だったが、英語が聞き取れず、凹んだ。

 

部屋に入ると誰もいなかった。

ふと我に返る。

 

もしかしてものすごい所に宿をとってしまった?

早速アジアの洗礼を受けた感じ。

この先2週間も本当に大丈夫か凄く不安になってきた。

本当に私なんかが2週間1人旅なんてやっぱり無理だったんじゃないか、とか。

凹んでる最中、誰か帰ってきた。

日本人2人である。

「え、日本人ですか?」

うわーーー。なんかすっごいホッとするーー( ;∀;)

 

バンコクカービングを勉強しに来ているサリーと、

世界一周を5月から始めたばかりの大学生のミウちゃん。

2人とも、すごく感じがいい。

ここまで道に迷ったこと、早速バイタクで来た話をすると笑って聞いてくれた。

やっぱりこの宿、一度は皆道に迷ってるみたい。

あと、夜中と早朝は野犬に噛まれた人がいるから気をつけて、と言われた。

 

凹んでたけど、話をしていくうちに気持ちが落ち着いてきた。

言葉が通じる安心感ってすごいぜ・・。

 

気づけば1時間程話してる中で「なんか夜遊びしたいですよねー」という話に。

 

・・・きた。

 

私、バンコクではビザを取る以外に特別したいこともなかったのだが、

1つだけ行きたい所があった。

それはゴーゴーボーイのショーである。

簡単に言えば男性のストリップショーみたいなもので

お客はほぼゲイで、気に入ればボーイを持ち帰る事も可能な、風俗も兼ねたエンタテイメントだ。(たぶん)

一般客(ノンケ)も入れるらしい。

 

事前に行ってきた人のレビューや、youtubeでゴーゴーボーイの動画を見て予習もした。しかし、さすがに1人では行けないので誰か一緒に行けたらなと思っていたら、

まさかのむこうからの夜遊びの提案!

 

私はすかさず

「ドリームボーイっていう店のゴーゴーボーイショーが見たいんですけど!」

 

「ゴーゴーボーイってなんですか」と聞かれたがゲイがパンツを脱いであそこを隠しながらくねくね踊りますとは言いずらかったので、

とりあえず「ゲイのショーです」と言っておいた。

 

2人ともノリがよく、引かれることもなく(内心は不明)じゃあ明日ご飯食べてから行ってみようということになった。

 

嬉しいー!早速遊んでくれる人が見つかるなんて。旅ってスゴイ!旅人優しい!

その後、キッチンでインドネシア人と世界一周したタイ人に出会うが2人ともいい人だった。

インドネシア人は半分以上コミュニケーションとれなかったけど、野犬の話題で

「犬怖いよねー!」って盛り上がったのがうれしかった。

 

なんかこの宿、外の環境はすごいけど、宿の中は快適だしすごく感じがいい・・

 

 

とりあえず初日からハプニングだったけど無事に宿に辿り着いて終了。

この日のご飯はカップラーメンだった^^;

 

2日目はミャンマービザ取得と衝撃のショーを目の当たりにすることに。。

 

みそっかすが1人で2週間旅をしてみた。バンコク1日目前半

朝5時30分に目覚ましが鳴った瞬間から緊張して心臓の高鳴りを覚えた。

 

2年ぶりの海外旅行。

しかもこんな2週間の大移動の旅に、緊張して顔は強張るし、トイレに何回も行きたくなる。とういか、飛行機乗る前に何回行くんだ?って位水分が出るわ出るわ。

今回利用したのは、ベトナム航空。

日本→ホチミン経由→バンコク

直行便は楽だけど高い。

LCCは何かあった時の保証がない。

中国経由は激安だけど経由時間長い。

初めての1人旅なので、

長すぎない経由(3時間。いいのか悪いのかわからん)でまぁまぁな値段だったのでこれに決めた。

往復で手数料込みで43,000円。

 

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青緑色の基調とした機体。

CAさんがアオザイを着ています。

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写真でわかりづらいがアオザイが体にピッタピタなジャストサイズな上、

横のスリットから肌が見えてるのでみんなこの服をブラ1丁で着ていることになる。

アオザイってそんなセクシー衣装とは知らず。

確かにかなり胸の形が映っていたし、美人CAさんなら尚更エロい。

 

中に入ると、

路上でバイタクやってそうな感じのかりあげ男性CAがいた。

あんまりホスピタリティ精神はない感じ。

そいつにトイレ借りていい?と聞いたのが今回の旅の英語デビュー。

非日常にちょっとずつ楽しくなってきた。

でも離陸の瞬間はやっぱり怖くて泣きそうになった。(いい大人です)

 

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緊張をほぐそうとして最初のドリンクはスパークリングワイン、昼飯時はビール。

昼飯時の皆のガッつき様と早食いにちょっとびっくり。

食べようとしたら、

いきなり気流の乱れでグラグラに揺れだしてむちゃくちゃ怖かったし早速乗り物酔い。。

 

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 5時間ほどの飛行の後、ホーチミンタンソンニャット国際空港に到着。

この空港、何もない小さい空港だよと聞かされていたがマジで何もなかった。。

端から端まで歩くのに10分あれば足りる位。

働いてるベトナム人も暇そうだった。

3時間の間、今後のルートを考えたりしたけど

暇つぶし用にせっかく本を買ってきたのにバックパックに預けたままで読めず・・(-_-)

 

 

そして聞いてはいたがベトナム航空は遅延の常習犯らしい。

バンコク行きも30分~1時間ほど遅れての搭乗。

 

このホーチミンバンコク便に私的イケメン男性CAがいた。

東方神起のユンホ似で髪は刈り上げでばっちりとかためている。

なんかベトナム航空男性CAさん刈り上げが多かった。

 

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イメージ画像です。

 

デキる男はシャツから違う。

皺のないぱりっとしたシャツの下には、

鍛え上げられた筋肉がうっすらと映っている。

 

テキパキと仕事をこなしていくユンホ。

英語も堪能だ。デキる男だ、ユンホは。やっぱり磨かれてる男は違う。

 

ユンホのプライベートはどんなだろう・・

ユンホが機内食を配っている間、

プライベートの、Tシャツと短パンで、普段はバイクに乗っているユンホが

ホーチミンの雑踏の中、迎えに来てくれる姿をずっと想像していた。

ああ、抱かれたい。

 

妄想にひたっている間に私の元に来た。

 

このとき特に飲みたくもないけどセブンアップを英語発音してみたいだけでセブナップを頼んだ。

だいぶ心に余裕がでてきたみたい。

 

またせっせと用意してくれる頼もしい我らがユンホ。

「Thank you 」と言ったら

「Cheers」って言ってくれた。

トクン・・キュン・・・

 ああ、行かないでユンホ・・

私達まだ話すことがあるわ・・

 

何度も隠し撮りを試みるも周りの目もあり、ちゃんと撮れなかった・・

写真お願いしたらよかったな。

でも乙女は恥ずかしくてできないもの。

もう1度会いたくて期待したけど、帰国便は見事にジジイ揃いだった。

 

ユンホにもう1度会いたい。

 

 

 次回バンコク到着~宿到着で早速タイの洗礼を受けることに。

 

みそっかすが1人で2週間旅をしてみた。序章

今更だが5/10~5/25まで約15日間タイ・ミャンマーベトナムを1人で旅していた。

眞鍋かおり的な自分探しの女子の冒険☆解放☆と言った、あえての1人旅でなく

誰も一緒に行ってくれる人がいない必然的に1人の旅。

こーゆーのを「ぼっち旅」と言うらしい。

 

旅に出ようと計画を始めたのは今年の2、3月頃。

 

私はベタに日本での生活に病んでいた。

組織が崩壊した職場ストレスに、人間関係、通勤ストレス、もう30すぎちゃったけどこれからどーやって生きてくか?的な漠然とした不安。

そこからちょっとだけでいいから、逃げ出したかった。

正直、日本以外ならどこでもよかった。

兎に角どっか行きたい!

候補探しが始まった。

最初は、友達が行く、と言ってまんまと影響されたスペイン・カミーノの巡礼旅。

しかし巡礼するのに最低1カ月を要する上、費用もかかりそう。今年の初めのテロもあり、もしかしたら死ぬ確率がグッと上がるかもしれない…IS怖い。と思い今回は断念。

 

その次は前から憧れていたインド。

しかしインドへ1人で行くほどの勇気は流石に持ち合わせていなかった。

 

その次に思い立ったのがアジアだった。

東南アジアなら、1人旅デビューとして最適。

世界一周する者はバンコクから始める、とネットの記事を見て安易に何となくバンコクスタートに決める。

 

アジアなら物価も安いし、

体力のある今のうちに東南アジアを歩き回るのもいいかもしれないと思い決定。

 

ということで行きたい所に目星をつけていく。

調べてみると結構行きたい所が出てくる。

 

最初の計画では、

10年前大学生の時にフリーツアーで行ったきりのバンコクから始まり、

次に知り合いの紹介でガイドしてもらえそう、それに周りからもいいよ、と言われ決めたチェンマイ

 

次にチェンラーイに行って国境を超えるバスに乗ってラオスルアンパバーンに行き

またバンコクに戻って、ブログを見て興味が湧いたベトナムホイアンのランタン祭りに行って

ホーチミン行って・・と計画を立てていた。

が、

ここまでのルートを計画するのも結構面倒くさかった。

 

正直、韓国留学と10年前のバンコクしか海外なんて行ったことないし、

こんなあちこち回る旅は勿論経験がない。

旅素人のくせに今思えば、周遊って面倒臭い事を自ら選択したんだよな。

 

とりあえず、色んな人のブログを見て調べた。

 

特に世界一周中の人のブログは参考になったが1年で情報が変わっていたりするので結局行ってみないとわからないなとも感じた。

 

地球の歩き方の掲示板にルートを相談したりもしてみたが、

ラオスでは、今年の初めに(別ルートで)

バスが武装勢力に襲撃されて観光客が殺されたらしく

今年はバス移動はやめておいた方がいいのでは、という旅人の助言をいただいた。

 

またルートを変更を考えざるを得なくなったり、出発10日前にやっぱりラオスやめて、ミャンマーバガン遺跡見に行きたいと急に思い立ったり・・。

 

自分の決断力がなさ過ぎて(この決断力のなさが後々も悩まされることに・・)

面倒くさくて最後らへんは

東南アジアをなぜ選択したのか後悔さえ感じていた(笑)

 

結局。

とりあえずここに行くという目星をつける。今回は2週間しかないから、LCCで回る、後は気分任せということにした。

 

最終的に決まったルートは

 

バンコクチェンマイヤンゴンバガンヤンゴン→いったんバンコク戻る→ホーチミンバンコク→日本となった・・

 

旅慣れしてる人からしたらツッコミどころなルートだろうが、もう素人なんで勘弁していただきたい。

 

そしてあれよあれよという間に時間は過ぎて行き、出発の日になっていた。

 

次回はバンコク編に続く。

 

 

【音楽レビュー】橘いずみ「失格」を久しぶりに聞いてみた

私は昔から思った事を言えない子供だったからか、メッセージ性の強い音楽や芸術にひどく憧れた。と言っても皆が知らないマイナーなものでもなく、メジャーなものだけどね。

高校生の頃は尾崎豊ブルーハーツに共感して歌詞カードを何度も何度も読み返したりして。(ちなみにリアルタイムじゃないです。)

大人になってからも親の影響もあるのか、70年代の歌謡曲やフォークの曲の壮大なストーリー性、歌詞を見なくても聞き取れる明瞭で純粋、偉大な作詞家によるドラマチックな歌詞に酔いしれている。

いくつか、自分の人生のテーマになる様な曲がある。

それが橘いずみの「失格」だ。

橘いずみさんを知ったのは昔少し流行った漫画(後にドラマ化)「モテキ」で知った。

丁度その時、私は色々なことをやっては失敗を繰り返し、仕事も続かず病んでしまい実家の狭い部屋の中で、これからどうすればいいかわからず病んでいた暗黒時代だった。

そんな時に偶然youtubeで出会ったこの曲「失格」。

まずタイトルがいい。二文字の漢字のインパクト、そしてコンパクト感。

最初の歌詞から心を鷲掴みにされた。

 

自分の言いたいことを私は何も言わない
自分のやりたいことを私は何もできない
自分の為に泣いても人の為には泣けない
主義・主張を叫んで外を歩く勇気なんかない

 

早口で流れる言葉たち。

まず最初の1,2行を聞いた時にまさに自分の事を歌っている!

狭い部屋で寝間着を着ながら病んでいる自分に衝撃が走った。

この歌詞の主人公の様に私も本当にそう思ってた。自分には何の力もないと。

主人公の「私」に対する絶望と、まだこんなものじゃない、と思い直すわずかな希望、面倒くさい自分との向き合い。

何かを変えたい、でも何がしたいかわからないし、自分のポリシーと言えるものもないし才能もない。でも当時まだ20代。まだ動ける、でもどうしたらいいかわからない、自信がない怖い。のループで1日が過ぎる毎日。

仕事はしてたけどいつも頭と体が重かった。

当時の事を思い出すと辛いけど、どのことばも当時の自分に刺さったし、小さな支えになっていた。なんとか踏ん張って生きてたな。

不思議なのがこれだけ早く歌っていても歌詞が頭の中に入ってくるんだよね。

 

あなたは失格! そうはっきり言われたい
生きる資格がないなんて憧れてた生き方

 

この曲をよく電車の中で聞いていたけど「失格」という強い言葉になぜか安心感を覚えていた。誰かに失格と言われた方がいっそ楽になれると思っていた。(どんだけ病んでたんだ当時の自分。)

 

この歌詞の中には誰もが過去に経験したチクっとしたことがいっぱいあると思う。

言葉のセンス、そしてこの長文早口な歌詞をメロディに載せられるのがすごい。

 

あこがれてカラオケで息継ぎをゼーゼー言いながら歌ってみたこともある。

まず、相手はこの曲を知らない人が多いのでいきなりのShowに唖然とするか、爆笑するかだ。

youtu.be

 

現在も現役で歌っていて、かっこいいなぁと思った。

今はご結婚されてお子さんが2人いるらしいが、母ちゃんがシンガーソングライターってかっこよすぎる。

あの狭い部屋で病んでいた5年前。もうどこにも出て行くことができないと絶望していたあの時。

今思えばあんなに病む時間があるならワーホリでも行っておけばよかったと思う。

ただ、今はもうあの部屋に私はいないし戻ってはいけないな~とこの曲を聴きながら思う。

 

 


失格