みそっかすの放浪日記

みそっかすでも生きている!30代半ばの独身女のつぶやきをあなたに。

バガン1日目 バガン到着!激しい客引きと新たな出会い

バスに乗ると、清潔で広い三列シートに感動。

そしてなぜか女性の添乗員さんもついてくる。かわいらしい若い女の子。

時々目を合わせて、挨拶してくれキュンとなった。

パン二個セットがついていてありがたい。

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音楽も聞ける。Ladygagaとか。バスが揺れるので写真はぶれてます。

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途中一回休憩が入る。夜中にも関わらず多くのミャンマー人がレストランで飲み食いしていた。

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休憩中もシェアできそうな人を探すが、いない。私は一応韓国語が話せるので、韓国人女性二人組に声をかけようと思ったが何となく入れない雰囲気なのでやめた。もうどうでも良くなってきた。

 

トイレ休憩を終えて出発。

ミャンマーの夜が、日本では体験したこともないくらい真っ暗で何も見えない。

 

朝5時頃、バガンに到着。

うとうとしながら起きると、外が騒がしい。ワアワァ言ってる…何なんだ?

 

ワアワァ言ってるのは客引きのおっさん達だった。

またしても初体験の客引き合戦に巻き込まれることになった。

降りると

マダム!タクシー?バシャ?(馬車はバシャと言っていた)、@&?%$#?

(聞き取れない乗り物)

フイッチドーユーウォン!!!

(どれがいい??)

 

物凄い真顔で迫ってくる。怖い!!

 

噂には聞いてたけどこんな経験初めて。

早朝で頭も働かないしテンパるし、ちょ、ちょっと待って。と言っても次々に

マダム!どれに乗るんだ!

馬車だ!いや、タクシーだ!withぼったくり価格でおっさん達がおしよせてくる。

元気やな。。。

 

私はとっさに目の前にいたアジア人カップルに、拙い英語で

タクシーをシェアしませんか?と声をかけた。

日本人ですか?と、日本語で男性に言われた。

またしても日本語ができる人に出会った!!!

 

男性は、とりあえず、コーヒーを飲んで考えよう、とバスセンターの前にある屋外喫茶店(と言えばいいのか)まで向かった。た、助かった・・

 

とりあえず席について安堵。

しかーし、諦めない!と言わんばかり、客引きのおっちゃん3人は私達の隣で座ってずっと待っていた(笑)

気づけば欧米人達はとっくにいなくなっていた。

おっちゃんらはほっといて少し話をする。

 日本語が話せる男性はシンガポール華人のジャンさん。

女性は香港人のフローラ。

この2人、カップルかと思ったらそうではなく、台湾旅行で知り合って、今回二人で旅をすることになったらしい。そんなことってあんの?!羨ましー!ついエロい想像をしてしまうぜ。

 

今回、バガンで私が泊まる地域がニャウンウー。2人が泊まる地域がオールドバガンと、少し離れていた。

 ニャウンウーは観光するのに遠いから僕たちのホテルに来なよと言ってくれたがとりあえず保留にした。ジャンさん優しい。。

 少し話をして平静を取り戻した後、おっちゃん達が決まったか、とまた聞きに来た(笑)

 

彼らは、確かに外国人から少しでも高いお金で乗せようと、必死ではあるけど、

タイのタクシー運転手達の印象と違い、ハナから騙そうと、声をかけてくるのではない気がした。真剣に交渉しようと、だからあんなに真顔で向かってくるのはないか。

なんだか憎めない気もしてきた。

 

結局、交渉せずともむこうから最初にふっかけてきた値段から大幅に下げてきた(笑)

最初3人でタクシーをシェアしたいと話したが、ニャウンウーとニューバガンは場所が違うからシェアはできない、と言われ、結局私は馬車か変な自転車かどちらかになった。馬車4000チャット、自転車は2000チャットで行ってくれるというので、ケチった私は自転車を選んだ。

2人とはここでいったんお別れ。

 

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2016年の現代でこんな原始的な乗り物がまだ使われているのにびっくりだ。

おっちゃんは一生懸命こいでくれるが、どんどん抜かされていく。

まあゆっくり向かうとするか。

乗って気づくが、乗り心地は良くない。尻が痛い・・。

やっぱり馬車にするべきだと後悔した。

 

途中でバガンの入域料25000チャットを払う。

バガンのお寺をすべて見学するには外国人は払わなければならない。

 

そして、今回予約をとったホテル。インワモーテル

 

www.booking.com

 

ホテルの前でリキシャにお金を払う。バスターミナルの隣でもらった汚いお札を出したらこれはダメだと言われる。ミャンマーどうなってんだよ、くそ・・。

 

ホテルの人に両替をお願いしたら一瞬女の子のフロントに嫌な顔をされ、ダメだと言われたけどまとめ役の男の人がOKしてくれた。やさしい。。

 

リキシャのおやじに金を払うと俺のアニキが馬車でガイドをやってる。それで回らないか?明日も待ってるぞ的な事を言って来たのでハイハイとスルーした。

 

ホテルに入るとまだチェックイン時間じゃないのでロビーで待機。

シャワーだけでも使わせて貰えないか聞いたところ、OKだったのでシャワーを借りる。借りた後はもう部屋に入っていいよとのことだったのでチェックインよりだいぶ早く部屋に入る事ができた。

 

ミャンマーの融通性に感激。ありがとう!

 

明らかに10代の男の子従業員が、私のバックパックを背負って部屋まで案内してくれる。

それだけで何かキュン

一生懸命鍵の説明とかしてくれる。ショタではないんだが、婆はキュンとしてしまった。

 

このときのバガンの気温、42度。 

ヤンゴン→バガン アウンミンガラーバスセンターに到着!

18時にミャンマー国際空港到着。

初めてのミャンマー。一番未知の国、ミャンマー

でも今は20時のバスに間に合わなければならない!

焦る!

 

入国審査には多くの欧米人が列をなしていた。日本人どころか、アジア人もいない。

心細い!

トラブルなく審査を終え、ドルをミャンマーのお金、チャットに変える。

凄い数のお札が返ってきた。

電卓で計算して見せてくれたけど焦っていてよくわからないまま札を握りしめてタクシー乗り場へ向かう。

バスで向かう方法もあるようだが、旅慣れしてない人のバス乗車はハードルが高そうだったので、タクシーで向かう。

運転手は静かな感じのおじ様だった。

道は予想通り、夕方のためかなり渋滞していた。

 

窓から外を覗くと、オンボロのバス(日本や韓国の使わなくなったバスを再利用している)が走っていたり、トラックの荷台に人が何人も真顔で乗っていたり、

明らかにタイでは見られなかった光景が広がっていた。

 

渋滞が不安だったが、何とか無事に1時間程でアウンミンガラーバスセンターに着いた。

4travel.jp

タクシー代は8000チャット(約800円)

 

おじ様はどこのバス会社?と聞いてくれ、JJ Expressの前で降ろしくれた。

適当な所で降ろす運転手もいるそうなのでバス会社の名前をはっきり言っておいた方が良さそう。

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無事に間に合った!まずは一安心。

受付に向かうと10代の若い女の子達がテキパキ働いている。

英語も訛りはあるけど、上手。一生懸命説明してくれた。

 

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得体の知れないお菓子・・

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腹ごしらえに隣の雑貨屋でジュースとお菓子を買った。

ジュースはよくわからないものが多いので飲めそうなもの、お菓子はまずそうなのが多かったのでポテチにした(笑)

よくわからないのでとりあえず札を渡したら額が大きすぎたのかお釣りをかき集め始めた。返されたお札がめっちゃ汚い!!臭い!!

ミャンマーはお札が汚いと受け取ってもらえないらしいので、ちょっと不安になった。

隣の雑貨屋で買い物する際はご注意を。

 

20時まで少し時間があったが来る人、来る人皆欧米人。

時々韓国人とか来るけど2人組の為話しかけにくい。

欧米人は欧米人同士、話しかけたりしてよろしくやっていた。

アジア人はよくアジアで固まると言うけれど、やっぱりどこの民族でも見た目が同じ様なモノ同士固まるのが人間だと思う。

 

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 この写真の男女はここで出会って意気投合していた様で羨ましかった。。

 

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アジア人の私に話しかける人なんていない。

私も話しかけない。(英語できないし)

 デタラクで出会った旅人さんの話によると、バガンに着くと客引きが旅行者に殺到するため、タクシーをシェアできそうな人を探した方が良いと言われていた。

でも、今のところ話掛けられそうな人はナッシング。どうしよー。

 

バスは20時になっても来なかった。

確か1時間以上遅れたと思う。

夜が更けた頃、やっとバガン行きのバスがやってきた。

さあ、バガンへ出発だ!

 

 

ヤンゴン→バガンへ移動 Facebookから簡単にできるミャンマーの夜行バスの予約方法

さて、移動だ。

移動は待機の時間も長い。

 

一度ドンムアン空港に戻り、ヤンゴン行きを待つ。

AirAsiaで16:20発、17:00ヤンゴン着。

夜行バスの出発は20時。

 

夜行バスの予約方法 

因みに、ヤンゴンバガンへの夜行バスはJJ Expressというバスを利用した。

この会社、FacebookのMessengerで直接予約ができたので、それを利用した。

「JJ EXPRESS」(リンク)

最初は旅行会社を通そうかなと思ったが、自己手配なら、余計な手数料もいらないし、直接現地でお金を払えばOK.

安く済ませたい方はここから予約するといいと思う。

ちゃんとバスも予約できてました。

どうせ返信遅いんだろうな、と思ったら数分後にすぐに返信が返ってきてびっくりした(笑)

 

 

調べた所ヤンゴンの空港からアウンミンガラーバスセンターは1時間位タクシーでかかるうえ、夕方はかなり渋滞するらしい。

結構ギリギリの到着になるかもしれない、それに一番未知な国ミャンマーだった為

緊張していた。

 

心配を上塗りするかの如く、AirAsiaは平気で遅れる。

謝りもせず平気で遅れる。

(受託手荷物の重量制限のチェックがいい加減な点は助かるけど)

 

この日も、16:20発が、1時間遅延した。

ヤンゴンに着いたら18時。移動に1時間かかるからバスセンター19時着。

でも渋滞があったら遅れるかもしれない。

ヤバい!間に合うのか?!

まあとにかく乗るしかない。運に任せるしかない。

そんな不安な思いを抱えたまま、ヤンゴン行きの飛行機に乗り込んだ。

 

チェンマイ→ヤンゴン 宿に忘れ物をしたまま出てきた。トラブルから得た小さな成長

この日はチェンマイ→タイ経由→ミャンマーヤンゴン着→夜行バスでバガン。という強行スケジュールだった。

 

チェンマイ→タイ経由→ヤンゴンAir Asiaで移動。

 

時間に余裕を持ってチェンマイ空港に到着して、マクドナルドで朝ご飯。

タイのおかゆ、ジョーク。

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結構美味しかった。

日本にもおかゆ置いてほしいな。

 

朝ご飯を食べて携帯を充電しようとモバイルバッテリーを探したところ、ない。

何回探してもない!

いつもベッドの上に物を散乱させてたので、ベッドの上に置いてきたと思われる。

一気に汗が吹き出てきた。

一瞬諦めかけたが買ったばかりのバッテリーだったので、

空港まで持ってきてもらえないかお願いしてみることにした。

 

前回も書いたが私の英語は中学英語以下。

英語で電話なんてしたことがない。

外国語で電話なんて怖い!

友達と一緒だったら、友達にお願いしていたかもしれない。

 

でも、海外1人旅で自分1人でなんとかしなければいけない状況で、特に躊躇いもなく、私は気づけば宿に電話をかけていた。

英語ネイティブは苦手だが、

同じアジア人同士、お互い非ネイティブだし何とか通じるだろう、という期待があった。

 

電話に出たのはタイ人のおやじでなく、ドイツ人の奥さんだった。(げ!)

私は中学の頃の文法を思い出してゆっくり伝えた。

 

「ハロー。私はおまつです。私は部屋にモバイルバッテリーを忘れました。」

 

今から宿に取りに戻れないの?と言われたが

 

「いいえ、私は今空港にいます。

すみませんが、空港まで持ってきてもらえますか?」

と伝えた。超初級英語で。

 

ドイツ人の奥さんは、ちょっと困ったと思うが

「わかった。今から空港まで持ってくるから待ってて。」と言ってくれた。

私がすみません、と言うと多分「いいのよ、よくあることよ」的な事を言ってくれた。(多分)嫌な反応を全然伝えずに対応してくれた。

 

待っていたらタイの従業員の人がバイクで持ってきてくれた。

行きも帰りも人の世話になってばかりいる。

情けないけどありがたい。

 

 このときのツイート

 

そして日本では図々しいかも、とか遠慮したりして頼みにくかったり、

諦めそうな事でも外国ではダメ元で尋ねたり、お願いできる術が1人旅で備わってきたように思う。

これは自分にとって小さいけど成長。

英語ができる人からすると滅茶苦茶な英語だけど、英語で電話できた、通じたことに少し達成感も感じた。

 

1人旅、大変だけど自分を成長させてくれる瞬間も数多くある。