私が海外就職をしたかった理由の1つに歯の矯正がある。
単刀直入だが私は出っ歯だ。
上の歯2本が凶器の様に出っ張っている。
友人や家族はそこまで出ていないとか出っ歯の芸能人は皆成功しているとか明るい等気を使ってくれるが、私はこれが幼いころからのコンプレックだった。しかし我が家は低所得家庭だったので矯正をさせてもらえる金がなかった。
社会人になってからも矯正は金がかかる理由で決断できなかった。
そう、日本で矯正をやろうと思うと金具矯正でも100万はくだらない。
なのでアジアに就職したら絶対やりたいと思っていた。
アジアなら日本よりも安く矯正ができるからだ。
金具矯正なら金具の質の種類によるが15万~30万円、インビザラインだと60万位でできる。
実はこの夏から既に矯正を始めている。
ベトナムの歯医者には3種類ある。
1、完全ローカル歯医者
2、ちょっとお値段高めのローカル歯医者(外国人も多く通うので英語や日本語通訳がいたりする)
3、日系、外資系歯医者
日系歯医者は日本クオリティーの技術を受けられるが診察料が高いので2の外国人も通うローカルに、歯石取りついでに相談してみた。
ちなみに歯の相談をするために歯のレントゲンを撮られたのだが、レントゲン代がキャンペーンか何かで無料だった。
相談したところ、金具矯正、インビザラインどちらを試しても歯を計7本(上下前から4番目の歯4本)+親知らず3本)抜かないとできないと言われ、ショックで固まった。。
前歯以外の歯並びは悪くないと思ってたし、まさか普通の歯まで抜くとは想定していなかったからだ。
インビザラインは、歯を残して矯正できるとネットで書いてあったけど、そんなに抜かないといけないの?日本語通訳のお姉ちゃんを通してもう一度聞いても結論は変わらない。
「あなたの歯はガタガタ。歯が多いです。そして出っ歯です。だから抜かないとだめです。」の、どストレート回答の一点張り・・
「私も矯正の時、歯を7本(本数忘れた)抜きました。でも大丈夫です。」と金具がついた歯を見せてくれたお姉ちゃん。もう3年も矯正具をつけているらしい。
ベトナム語ができないので詳しい説明が聞けないのが歯がゆい、かといってお姉ちゃんの日本語も難しい話になると理解ができない・・
ちなみに親知らずは別途費用が必要だが、普通の歯を抜くのは無料と言われた。無料でも嫌だ。
かなりやる気になっていたところに歯を7本抜くという現実がショック過ぎた。しかし疑わしい、本当にそんなに抜くのか?周りに話してもそれはおかしいと言われ、日系歯科にセカンドオピニオンへ。。(めんどくせー)
何件か見積もりお願いして、その中で信頼できそうな歯科へ相談のみで伺う。
結果は私の場合は、親知らずは抜かないといけないけど、普通の歯は抜かなくていいとのこと。(金具はやっぱり普通の歯も抜かないといけないらしい。)インビザでも7本抜かないとできないのは間違いですよ~とのこと。
昔の日本も歯を抜いてお金を稼いでいたのと同様、ベトナムの歯医者さんも歯を抜くことでお金を稼いでいるらしい。
インビザラインに関してはローカルも値段は大体変わらないし、何よりも無駄に歯を抜きたくないので日系でお世話になることに決めた。
費用は120,000,000VND(何回かに1回の検診や歯を削るのは料金に含まれる)
日本円にして58円位。2分割払い可能。
親知らず抜歯、リテイナー料金は別途。その他歯並びの具合によって料金は変わる。
インビザラインの場合こちらでやった方が安いと思っていたが、調べたところ、今日本でも激安と称して多くの歯科医で同じような値段又はそれ以下でできる様だ。ただ、日本だと毎回行くたびに診察料を取られると思うのだがこちらは料金に含まれているのでちょっとだけお得かな。