チェンマイ1日目 ドンムアン空港おすすめの弁当そして出会い
チェンマイへは、Nokairを使った。確か、バンコクから3,4000円位だったと思う。
タイのLCCは、ドンムアン空港から出発するため、また新しい所へ行くのに少し緊張して向かった。
チャトゥチャック駅で空港バスへ乗り換えの方法をとった。
空港は食事が高いので、事前に安くて美味しそうな食堂なりをリサーチ。
ネットで探してよさげだったお弁当を購入。
場所は第二ターミナルの15番出口の近く。
エスカレーターの真裏、かつ柱の後ろに隠れてるので本当に見つけにくい。
NUAN RAYAというカフェで弁当が売られている。
1つ60バーツのお弁当。
飲み物は結構いい値段だったと思う。
私が買った弁当。
程よいサイズと、左のスパイシーな鶏肉とたまごの相性がばっちりでおいしかった。
実際、コンビニもあったので、コンビニでもっと安くすませることもできるけど、
美味しいものを食べるとテンションが上がる。
60バーツって贅沢だなとか思ってたけど考えたら180円なんだよなぁ。
初のNOKAIRに乗り込む。
NOKAIRはLCCだけど、水と軽食が出るのがありがたい。
バンコクからチェンマイは飛行機で1時間くらい。あっという間の距離だ。
3人掛けの席の窓側に座る。
幸い、真ん中に人はいない。
通路側にタイ人の女性が座っていた。
なんかあんま覚えてないがどこから来たの?とか他愛もない会話をどちらからともなく始めた。
彼女の名前はヌーニー。
チェンマイの人で携帯通信関係の仕事をしていて(たぶん)バンコクにミーティングに来てまたチェンマイに帰るらしい。(たぶん)
日本から来たというと、北海道に家族で旅行に行ったのよーと言って写メを見せてくれた。
英語もうまいし(私から見たらはるかに)結婚してるし仕事もできてフレンドリーで、
リア充な人だ。
タイ人も、大学出て優秀な人は英語ができるんだなと思う。
英語はモノマネと雰囲気で乗り切るので大した会話は全然できないのだが、
とりあえず、チェンマイでどこがオススメか聞いたらノートに書いてくれた上に、
「何かあったら私に連絡して」と電話番号も書いてくれた。
普通、飛行機で会った見ず知らずの外国人に簡単に教えるか??
私だったら怖くてできない。
こんなことってあるのか?
本当に困った時にヌーニーに英語で状況を伝えられるかそれはさておき、ヌーニーのやさしさに感動しながら、ふと見あげた空は、サニーデイ。
もうすぐチェンマイに着陸する。
気圧で耳がつまり、周りの音が聞こえにくくなっていたが
明らかに
「オエエエエ、ウゲエエエエエエ」
という声が隣の列の席から聞こえてきた。
ゲロだ。
確信するまでもなくゲロだ。
こんな1時間の移動で何食ったんだろう。
具合が悪かったんだろうか。
女の子がゲエゲエ吐いていた。
NOKAIRのCAさんがNOKAIRのイメージカラーのデカくて明らかに中身が目立つ黄色いビニル袋を持ってきた。
ヌーニーはその女の子家族にティッシュを差し出していた。
ヌーニー、本当に親切な人だな・・。
そんなこんなであっという間にチェンマイに到着。
ヌーニーにはお礼を言って記念に一緒に写真を撮って別れた。
実はタイに行く前から知り合いを通じて連絡を取っていたタイ人がいた。
彼の名はヴィンセント。チェンマイでは彼に世話になるつもりで、彼が紹介してくれたホテルも予約してもらっていたのだ。
彼が空港に迎えに来てくれるため、私は彼を待っていた。
私たちは確かにメールで約束をして、彼は空港に来るはずだった。
(なんか教科書みたいな文だな)
しかし、ヴィンセントは来なかった。
そこで、また、まさかのヌーニーにおせわになってしまうのである。