今年はエレカシ30周年ということで色々盛り上がってますよねー。
昨日は1989年9月、デビュー半年後に行われたあの伝説の!客電つけっ放しライブの上映があるというので気合入れて即チケットを取り行って来ました。
気合入れたのに当日券は発売されてるしTwitterでチケット売ってる人もいてちょっとがっかりしましたが・・。
でも大音量で座ってゆっくり見られるのはいいですね。
世界初!東阪同時上映するならご本人達のメッセージコメントとかあればよかったなとちょっと思いました。まあ普通に始まりました。
この映像、youtubeとかでもちょこちょこ上がってるので見たことはあったのですが
やはり大音量とスクリーンで見ると、その当時の空気感とか雰囲気が感じられて80年代を過ごしたわけではないけど何か懐かしなーと感じました。
ああ、昔のいくえみ綾とか紡木たくとかの漫画で見た世界だーって感じ。
あのウエストまであげてベルトで留める細身パンツとか、ジャケットとか、チェッカーズっぽい髪型とか。。でっかいリボンつけてる女性とか。。
そもそもなんで舞台セットが後ろに箱馬とか板とか置いたままなんだろう。
なんで客電つけっ放しなの。
なんだ、この文化祭みたいなコンサートは。
若い人からおじさんまでいるし(そして終始座りっぱなし、盛り上がる様子もなし、じーっとみている人も。)
この客層は一体・・でも2階席までいる・・。
素朴な疑問が次々と沸き上がりました。
29年前の、21歳の宮本センセーは血気盛ん!生意気盛りな若者でした。
かわいーwwモテただろうなぁ。
トミは2曲目あたりから上半身裸でドラム叩いてましたね。
イシくんのペラッペラの皮パンツは終始気になりました。
センセー、歌うとやはりこのときから場を魅了する力がすごくて圧倒されるんだけど、この80年代にはまだこの凄さに時代が追いついてない空気を感じました。
歌ってる内容も多分この時代にはウケない感じなんだろうなぁと。
「もう慣れちゃったんだよ。これが30(歳)になったらさぁーもっと慣れるんだよ」みたいな、大人になる事とか業界に染まる事に抗うかのような事をつぶやいていたのが若い・・。そして缶のポカリスエット!!懐かしい。
あと、今よりくにゃくにゃよく動いて軟体動物みたいでした。センセー。
そして悪態つきながらも、怒りと若さと勢いで歌っていて今みたいな歌う時の優しさがないなーと思いました。「やさしさ」の歌い方とか今と全然ちがう!全然優しくない!(笑)それは後に色々な苦労や悲しみを乗り越えて身に着くものなんだけど。。昔失ったものの代わりに今身に着けたものを、ファンは同時に感じられて面白かったですね。
個人的に「ふわふわ」が大好きなので大音量で聞けて嬉しかったです。
ふわふわって本当若い時に作れる曲だよなーって思います。
今は歌ってくれないのかな。
70分あっという間でしたが、昔の空気が感じられる貴重な体験でした。