バスに乗ると、清潔で広い三列シートに感動。
そしてなぜか女性の添乗員さんもついてくる。かわいらしい若い女の子。
時々目を合わせて、挨拶してくれキュンとなった。
パン二個セットがついていてありがたい。
音楽も聞ける。Ladygagaとか。バスが揺れるので写真はぶれてます。
途中一回休憩が入る。夜中にも関わらず多くのミャンマー人がレストランで飲み食いしていた。
休憩中もシェアできそうな人を探すが、いない。私は一応韓国語が話せるので、韓国人女性二人組に声をかけようと思ったが何となく入れない雰囲気なのでやめた。もうどうでも良くなってきた。
トイレ休憩を終えて出発。
ミャンマーの夜が、日本では体験したこともないくらい真っ暗で何も見えない。
朝5時頃、バガンに到着。
うとうとしながら起きると、外が騒がしい。ワアワァ言ってる…何なんだ?
ワアワァ言ってるのは客引きのおっさん達だった。
またしても初体験の客引き合戦に巻き込まれることになった。
降りると
マダム!タクシー?バシャ?(馬車はバシャと言っていた)、@&?%$#?
(聞き取れない乗り物)
フイッチドーユーウォン!!!
(どれがいい??)
物凄い真顔で迫ってくる。怖い!!
噂には聞いてたけどこんな経験初めて。
早朝で頭も働かないしテンパるし、ちょ、ちょっと待って。と言っても次々に
マダム!どれに乗るんだ!
馬車だ!いや、タクシーだ!withぼったくり価格でおっさん達がおしよせてくる。
元気やな。。。
私はとっさに目の前にいたアジア人カップルに、拙い英語で
タクシーをシェアしませんか?と声をかけた。
日本人ですか?と、日本語で男性に言われた。
またしても日本語ができる人に出会った!!!
男性は、とりあえず、コーヒーを飲んで考えよう、とバスセンターの前にある屋外喫茶店(と言えばいいのか)まで向かった。た、助かった・・
とりあえず席について安堵。
しかーし、諦めない!と言わんばかり、客引きのおっちゃん3人は私達の隣で座ってずっと待っていた(笑)
気づけば欧米人達はとっくにいなくなっていた。
おっちゃんらはほっといて少し話をする。
女性は香港人のフローラ。
この2人、カップルかと思ったらそうではなく、台湾旅行で知り合って、今回二人で旅をすることになったらしい。そんなことってあんの?!羨ましー!ついエロい想像をしてしまうぜ。
今回、バガンで私が泊まる地域がニャウンウー。2人が泊まる地域がオールドバガンと、少し離れていた。
ニャウンウーは観光するのに遠いから僕たちのホテルに来なよと言ってくれたがとりあえず保留にした。ジャンさん優しい。。
少し話をして平静を取り戻した後、おっちゃん達が決まったか、とまた聞きに来た(笑)
彼らは、確かに外国人から少しでも高いお金で乗せようと、必死ではあるけど、
タイのタクシー運転手達の印象と違い、ハナから騙そうと、声をかけてくるのではない気がした。真剣に交渉しようと、だからあんなに真顔で向かってくるのはないか。
なんだか憎めない気もしてきた。
結局、交渉せずともむこうから最初にふっかけてきた値段から大幅に下げてきた(笑)
最初3人でタクシーをシェアしたいと話したが、ニャウンウーとニューバガンは場所が違うからシェアはできない、と言われ、結局私は馬車か変な自転車かどちらかになった。馬車4000チャット、自転車は2000チャットで行ってくれるというので、ケチった私は自転車を選んだ。
2人とはここでいったんお別れ。
2016年の現代でこんな原始的な乗り物がまだ使われているのにびっくりだ。
おっちゃんは一生懸命こいでくれるが、どんどん抜かされていく。
まあゆっくり向かうとするか。
乗って気づくが、乗り心地は良くない。尻が痛い・・。
やっぱり馬車にするべきだと後悔した。
途中でバガンの入域料25000チャットを払う。
バガンのお寺をすべて見学するには外国人は払わなければならない。
そして、今回予約をとったホテル。インワモーテル
ホテルの前でリキシャにお金を払う。バスターミナルの隣でもらった汚いお札を出したらこれはダメだと言われる。ミャンマーどうなってんだよ、くそ・・。
ホテルの人に両替をお願いしたら一瞬女の子のフロントに嫌な顔をされ、ダメだと言われたけどまとめ役の男の人がOKしてくれた。やさしい。。
リキシャのおやじに金を払うと俺のアニキが馬車でガイドをやってる。それで回らないか?明日も待ってるぞ的な事を言って来たのでハイハイとスルーした。
ホテルに入るとまだチェックイン時間じゃないのでロビーで待機。
シャワーだけでも使わせて貰えないか聞いたところ、OKだったのでシャワーを借りる。借りた後はもう部屋に入っていいよとのことだったのでチェックインよりだいぶ早く部屋に入る事ができた。
ミャンマーの融通性に感激。ありがとう!
明らかに10代の男の子従業員が、私のバックパックを背負って部屋まで案内してくれる。
それだけで何かキュン。
一生懸命鍵の説明とかしてくれる。ショタではないんだが、婆はキュンとしてしまった。
このときのバガンの気温、42度。