映画「愛の渦」を観た感想 裸と裸のぶつかり合い
4月になりました。食堂のバイトを辞めてから土日が自由に休めることがこんなにもありがたいなんて。これぞ小さな幸せ。今日は2週間ぶり位に家に引きこもってます。
新しい仕事では先週1週間、高圧的女性正社員の態度が優しくなった。
以前より高圧的でなくなった。
逆に不安になった。
もっといつも冷たい視線で、目合わせなかったじゃん!カモン!と思ってしまった位。
それは冗談ですが。
先週は仕事を始めて1カ月で初めて会社帰りに寄り道をして映画を観に行きました。
「愛の渦」を観に行きました。
昔「欲望の街」という芝居を見た以来の三浦作品2回目。
乱交パーティーで出会った男女の人間劇。
乱交パーティという単語でエロいのを期待して期待外れだったという男性のレビューが多々見られました。この人の作品、そういうのがあるあるみたいです(笑)
中盤から中だるみするというレビューも見たけど、相手を選び行為に及ぶまでの擬似体験、緊張感を期待に鑑賞。
確かにエッチなシーンがたくさん見られましたがエロの先の
人間の欲望と、思惑、好意、嫌悪感、差別感とか人間の感情の部分を魅せるのが主なお話でした。元々舞台作品なので会話を中心に話が進んでいくのは確かに演劇的。
言葉のやりとりや、沈黙、間の取り方、話の切り出し方といった演劇要素は面白かったです。
そして初対面の男女が全員タオル1枚で会話をし、相手を選び、行為までもっていく流れは日本人的でリアリティがありました。
「どこから来られたんですか?」から探り探り会話を始める所とか、初対面なので、相手に引かれない様に気を使いながら、空気を読みながら、表情を伺いながら会話を始める所とか、初対面ゆえにノリが悪くてシーン、となったりとか。
男性が話をしたくて近づいてきてるの分かってるのに嫌悪感で無視して女子とどうでもいい会話し続けたりな中途半端なブス(役柄上)とか、男性の近づき方も本当に気持ち悪くて、観てるこっちもうわキモいなぁと思ったり。
エロ云々より、感情の流れに伴う行動が面白いなぁと思い観てましたが
ただの乱交パーティの1夜を描いただけの映画なので、つまんない人は本当につまんないだろうなとは思う。。
途中、スワッピング希望のカップルが訪れて話が少し展開していくのですが
カップルの男が柄本時生(柄本明の息子。安藤サクラの旦那。と思ってたが兄の佑の方だった。。この二人がカップルだったら顔面の迫力ありすぎるわ。よかった。。)だったのは
ウケた。
江本時生を見ただけでウケた。
ブサイクで、画力がありすぎる。
この写真だと伝わらないけど、映画館で見るとインパクト大。
この顔だし歯もガチャガチャだし。でも女には苦労してなさそう。
森山未来と一緒で自分をいい男だと思ってそう・・
主役の女の子が凄いスポーティなあえぎ声と脱ぎで頑張っていたのが評価された反面、可愛いアイドル的な人なのかな?の女優さんは乳輪NGでレビュー上では批判されてたけど、確かに、この映画に出演すると決めた以上、役者を生業とする以上はNGなんてありえないし、役者は恥をさらしてなんぼ(@坂上忍)だと思ってた。
しかし映画の中で「あいつ可愛いけど○○○臭いよね」と陰口を叩かれる役だったので面白くてなんか許せた。(意味不明)
個人的には飽きもせずみれた2時間でした。
あと新井浩文はやっぱかっけーでした。私の中で。でもあの歳で役柄がフリーターでティッシュ配りはイタイだろ。昔インタビューでキムギドクの映画でたいって書いてたけど、いつか韓国映画でてほしい!窪塚も出てたので「GO」以来共演を見ました。窪塚はいくつになっても窪塚でした。
・・・映画の感想ってむずかしー!