みそっかすの放浪日記

みそっかすでも生きている!30代半ばの独身女のつぶやきをあなたに。

ロンドンからスコットランドへ移動。世界遺産の街エジンバラ散策

さて2都市目。スコットランドスコットランドもあんまり旅先では馴染みがない方が多いんじゃないかな、と個人的に思う。
なぜスコットランドにしたか、はアイルランドと並んでケルト文化圏ということと、みんながいいよ〜と言うので興味があったくらいの知識。はい。
本当にどこに行くかとか何日にするのかとかもなかなか決まらなくて(周遊ってこれがめんどくさい)今回はアイルランドの生徒さんちでゆっくりする目的もあったので2日間と短め滞在に決定。
多分王道のヨーロッパ周遊はパリ、イタリア、スペインとかなんだろう。
 
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朝9時出発だったからちょっと早めに起きた。
前日にLidlで買ったジントニックが飲みきれなかったから朝7時に飲み干す。

ちなみにLidlは色々と安くて安心した。貧乏人の味方・・。
ルフレジのやり方がわからなくてお店の兄ちゃんが助けてくれたのもうれしかった。
日本で普段何の問題もなくやってるセルフレジも、イギリスでは赤ちゃん状態。
ちょっと恥ずかしいけど、こういう時に助けてもらえると人のありがたみを感じる。
 
オーストラリアの婦人に昨晩会えた。
「あら、遅かったわね。心配してたのよ」みたいなことを言ってくれて、なんだかホッとした。
こういうことを言われるとうざいと思う人もいそうだけど、一人で誰も知らないイギリスに来て、やっぱりどこかで気を張っている。
戻るとホッとする家がある、ホッとできる存在がいるってありがたいよね。
 
出発時、また月末にロンドンに戻ると伝えたら、個人メールを教えてくれた。
「こっちに連絡してくれたら部屋をキープしてあげるわ。」と言ってくれた。
婦人!
「普段はあまり言わないのよ」と言ってくれたのでまあゲストとして気に入っていただけたのかもしれない。光栄だ。
結局夫人の家は人気で予約がうまってしまって取れなかったんだけど、別のAirbnbの家主さんもまた来ることがあったら個人メッセージして〜と言ってくれたので手数料なしで貸してもらえるみたい。
でもAirbnbの規約的にどうなのかは知らん。
 
 
さて、ロンドンからスコットランドは飛行機か電車でいくことができるが、空港は遠いし検査がめんどいので電車をとった。
(ちなみに電車のチケは遅延している飛行機を待ってる間に関空でとった)
確か飛行機と比べてそんなに値段が変わらなかったからだと思う。
ちなみに電車は英語が平気な人は公式サイトからも取れるし、Omioという日本語でも対応可能なサイトもある。
Omioは手数料がかかるが日本語なので安心。
 
日が迫ってる時の予約だったので16000円くらい。まあまあする。イギリスの電車って飛行機より結構値段が高い、とポッドキャストでイギリス人が言っていた。
早めに予約することをおすすめする。
 
宿からKIngs cross駅に移動。

第一次世界大戦の記念日直後だったのでポピーの花が飾ってある

 

この駅、ハリーポッターショップみたいなものがあり、隣の壁にアジア人が並んでいる。
どうやら、ハリポタのネタで9と4分の3番線というものがあり、その壁を抜けると魔法のホグワーツに行けるらしい。
ハリポタを読んだことがないからさっぱり意味がわからんが、この駅がどうやらファンの間では本場らしくて、並んでいる様子。
壁に向かって何かおまじないを言ってたな。
ちなみに作者のJKローリングがスコットランドでハリポタを執筆したらしく、ファンにはたまらん聖地らしい。
さっきかららしいと〜様だばっかりが羅列している。
 



 
さあ電車が来たので出発!
電車はきれいでした。
ロンドンからエジンバラまでは5時間くらいあるので適当に本を読んだり寝たり・・。
周りは韓国人らしき親子やアジア系観光客もいた。
 



到着したらロンドンよりさらに寒かった・・。
2時に到着後、宿に荷物を置いて街を散策。
宿はAgodaのセールで安かったのでドミトリーで。
 
A&Oホステル

 
この宿、中心地にあるので立地もいいし新しいのか割ときれい。
フロントのスタッフの人も外国人に慣れているのか親切。
マイナス点は、共有スペースがないこと、ベッドにスタンド電気がないので真っ暗になること。
 

 
ここの天気はロンドン同様、曇天、雨。
3時過ぎると暗くなりだす。
これがこの島のデフォルトか・・。
 
街を歩くとまたロンドンとは違う素敵な建物にまた声を出さずにはいられない。
見たことのない、聳え立つ重厚なゴシックな建物!

ロンドン同様曇天、小雨・・滑るので注意
 
うわあああ。かっこいい!
石畳の街!かっこいい。
なぜか中森明菜の「ミ・アモーレ」を口ずさむ。
エジンバラ自体は小さい街で観光地も歩いていけるから街歩きも楽しい。
 
まずはエジンバラ城。
中に入るのはお金がいるので今回は外からで。
丘の上に立つお城。

4時くらいなのにこの暗さ・・そして寒い

丘から街も一望できるよ

 

 

 

ここは有名なセントジャイルズ大聖堂。
ヨーロッパの教会はステンドグラスが美しい。
エジンバラヨーロッパ最古の歴史を持つ城塞都市だそうで、中世の建物がそのまま残ってるってすごいよね。
今さら調べたらOld cityは街全体が世界遺産登録されてるそうな。
歩いているだけでいい気分になれたもんな(しつこいけど寒さと曇天を除けば・・)

 
エジンバラ大学を通り過ぎて博物館へ向かう。
 
中国人学生をちらほら見かけるし中国人が多いのか?中華料理店も多い。
こんなところまで留学に来るってまあ金持ちなんだろうね。
大学付近のコンビニで金髪の美女が入ってきた。
ここに来てずっと感じてたこと。ヨーロッパの女性って我々平たい顔族からしたらやっぱり美しい。
金髪に、黒いシックなジャケットが似合っている。
美女に見惚れてしまい、一体何を買うのかウォッチングしていたが、水と小さいスナックを買って出て行った。
普段私がスーパーで買うものなんて酒、つまみ、カップラーメン、ポテチ・・・。
やはり先天的にもう何かが違うんだ。勝とうとも思わないが勝てっこない。。
 

忘れたけど珍しい鹿(適当!)

 

なんかいろんなものが展示されてた。(適当!)

 

 
その後も街を歩き、歩き疲れたからカフェで休憩。
フラットホワイトとサンドイッチ。

サンドイッチの写真ないわ
今日本も同じだけど、直接注文する機会がへってタッチパネルで注文とか、セルフレジが主流になってきた。
語学学習者としては話す機会がなくなってきてる。
ここはBlack sheep coffeeという多分イギリスのチェーン店。
コーヒーはおいしくてたっぷり入っててよかった。
ただ、何となくぬるい気がする。あっつあつが飲みたい・・。
サンドイッチは作ってくれるのかと思ったら箱に入ってたから残念。
これで1500円くらいかぁ。たっけ〜

鳥山先生の許可取ってないっしょ
 
毎回そうだけど1人旅をしていると本当にどこでご飯を食べるのかが困るし時間がかかる、それに量が多いから失敗が許されない。(まあ失敗するんだけど)
 
スコットランドは自由時間が次の日だけ。
その次の日は早朝飛行機(なんと朝7時!)でアイルランドへ出発。いよいよ生徒さんに会う日に!
この日はカフェで休んでから宿に戻り、シャワーを浴びて就寝。
10人部屋の男女ミックス部屋。ヨーロッパはミックスドミトリーが主流で部屋がずらりと並べられている。
 
幸いオフシーズンだったからか、カナダから来た女性と2人だけだったので楽だった。
カナダ女性とは少し挨拶しただけであとは話さなかった。
まあ私も疲れてたしその人もシャイな人だったのかもしれない。
もし同じアジア人とか同じ白人で英語圏とかならもっと話が弾むんだろうけどね。それか私がもっと英語話せたら・・。

 
次の日はグラスゴーに行く予定だったが、ネットで調べてたらRosslyn Chapelというところが面白そうなのでそっちに行くことにした。グラスゴーエジンバラより新しくて発展している都市ということでそんな見どころないように感じたんだよね。
 
また次に続く!
 
 
 
 

ロンドン観光二日目!美術館で爆睡!ロンドンの中心で関西弁トーク

2日目もぐったりして終わり3日目もまた早朝4時から目が覚めましたが、頑張って8時くらいまで寝直した。

また朝から出発して季節労働先の同僚におすすめしてもらったビクトリアアルバータ美術館へ。

もう街並みが素敵!日本は古い建物は取り壊されて新しいものに変えてしまいがちだがロンドンはそのまま建物が残っていて本当におしゃれ。

 

公園も素敵。

ただ歩いている間にやはりまだ時差ぼけが残ってるのか既に疲れてきた。

ここ、あまり知識なく訪れたけど、彫刻や絵画、ファッションやコレクションなど色々なものが展示してあって時間がかかる。

見てる途中から睡魔が襲い、猛烈に眠たくなってきた。

ベンチがあったのでちょっと目を閉じたら気づいたら40分も寝ていた(笑)

海外で寝てはいけないと言うが度を越して寝てしまった。

 

絵のことは詳しくないのだがこれらの有名な彫刻は本物そっくりのレプリカを作って展示しているらしい。

ダビデ像の肉体、美しい。

この手の彫刻を見るといつも思うが皆短小だよなぁ。

 

その後、老舗デパートのハロッズへ。

昔からのなんかオリエンタルな内装が素敵。


ただ天井低いし閉塞感がちょっとあったかな。日本でもデパートあんまり好きじゃないけど長居はしたくない感じ。

デパ地下の惣菜とかチョコ売り場がおしゃれ。


ただ日本のが種類豊富だな。

 

メールがきていた。

Twitterで知り合いになった同じ日本語教師のA先生。

セントラルロンドンに来る用事があるからちょっとお茶しませんか?だって。

忙しそうだから会えるかわからなかっただけに、めっちゃうれしい!

 

それまで時間があったからとりあえず気になっていたカムデンタウンに行ってみた。

パンクカルチャーの街とかエイミーワインハウスの出身地ということでちょっと期待したけど・・うーん。

なんか小汚えな(笑)

なんか既視感がある・・韓国の弘大(ホンデ)ってこんな感じじゃなかったっけ?

とりあえず回ったけどこれと言ったものもなく・・時々典型的なパンクっぽい人を見かけるだけでちょっとがっかり。

エイミーワインハウスの銅像ちっせ!(わからなくて何回も通り過ぎた)

 

夕方5時になりオクスフォードサーカスの方へ戻る。

昨日激混みでぐったりしたリージェントストリート。

A先生と合流!

A先生は生徒さんとご飯を食べた後だったらしく、その後に私との時間を作ってくれた。

ロンドンのバーに始めて入店。

 


やっぱりパブとかバーは観光客1人は敷居が高いから一緒に入ってくれる人がいるのはありがたい!

A先生はオンラインでは何回か話したことがあったので面識は一応あったがリアルもそこまで緊張せずに話せたと思う。

 

このとき精神的にめちゃくちゃ落ち込んでたときだったので、今までのことを話したら、A先生、めっちゃ笑わしてくれたし最初からもう関西弁で励ましてくれた。

話しながら私の今のうんこみたいな状況を整理し、今を楽しんで、楽しいと思うことをやって、あと今まで家無しで過ごしてきて気持ちの拠り所がないから一回家を借りて落ち着いた方がいいのでは、とアドバイスされた。

そうだよね・・

家無しで旅して移動するのもいいなと思ったけどこの後ろめたい気持ちとか、どこかいつも不安定な気持ちは確かにある。

あと旅しててやっぱりずっとひとりってさびしいと思うし。

私はこのブログを始めた当初の10年前よりかは頑張って生きてるしちょっとはマシ、な人生になったと思う。

でもやっぱりまだ心が安定してないし、色々と決めきれてないからふらふらしてるんだろうなーと。

帰国して、ちゃんとそろそろ逃げずに向き合わなきゃな。

そんなことを思った。

 

やっぱり話せる人がいるってひとり旅だと余計嬉しい。ワインも美味しいし超たのしー

A先生からしたら私は何に悩んでるのかわからないそうだ。

悩むことなんて何もないよ。って。

自分で自分をややこしくしてるだけかも。

 

気分が晴れて次の日は朝早くからスコットランドへ。

 

帰りの電車の中でトランプが散乱してた。なにがあったんよw

 

 

ロンドン観光初日!激混みの観光地でぐったり&ミュージカル鑑賞

初日が早朝便だったにもかかわらず爆睡で何もしなかったので、2日目からは朝から出かけようと思った。

朝4時に目が醒める。

多分これが時差ボケの影響だろうと思う。

朝4時から起きて、また色々悶々としたり、眠れなくてベッドの上でネットをしていた。

9時頃になってから身支度をし、とりあえず近くのマクドナルドへ。


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タッチスクリーンで注文をし、ソーセージマフィンとフラットホワイト、という日本で飲んだことないコーヒーを注文。

味はカフェラテと同じだが、エスプレッソの割合がフラットホワイトのが高いとか、ミルクの種類が違うらしい。


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安定の味、マクド

周りを見渡すと、近くで働く作業服の人たちや、家族が何人かいた。

普通の、庶民の風景。なんかほっとしたのを覚えている。

Tubeに乗って、まずはザ・ど定番観光地を回ってみようと思った。

 


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TubeでOxford Circus駅の階段を上がると、National Museumのでっかい塔が見えた。

目の前に広がる光景が、まるで違う。

広大な土地にライオンの銅像、美術館、イタリアだかスペインだかから来ている観光客、日本でテーマパークくらいでしか見たことがない重厚な古い建物が並ぶ。


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すべてが、ちがった。

これがロンドンかぁ・・かっけーー!

落ち込んでる私でもさすがに興奮した。

美術館から、みんなが歩いている方に向かう。

まっすぐ行けばバッキンガム宮殿に繋がる。

たくさんの警察、観光客が道路脇に立っている。

週末の何時かから衛兵の式があるって聞いてたけどそれ?と思っていた。しかしあとから思い出したがこの日は第一次世界大戦の記念日だった様でそのパレードがあった様だった。

前に行こうとすると、すごい人で前に進めなかった。


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まるで、行ったことないけど渋谷ハロウィーンとか、子供の頃に行って激混みでクタクタになった神戸ルミナリエのような。

 

周りには朝から瓶片手に飲んでる男たち、なんか叫んでるおっさん、タバコを吸ってるまたおっさんが多くて人も多くてかなり不快だった。

てかなんでこんなに男の人口が高いんだろうと思った。

長身の酒・タバコの男たちに囲まれるし前に進めないし怖かったのでその人だかりを抜けた。ちょっと精神的にあまり良くなかったこともあって軽いパニックになった。

 

あ〜嫌だな〜と思いながら別の道からビッグベンを見て、橋を渡ってロンドンアイを見たりした。

この時SIMが使えなくなり道を調べられなくなったりで軽くまたパニックになっていた。

とにかくWifiが繋がるところに行かなければ。


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ビッグベンの風景もめちゃくちゃかっこいいのだけれど、とにかく人の多さに圧倒されてぐったりした。

このあと、イスラエルパレスチナの戦争デモがこの橋で行われていた。

デモと戦争記念日と観光客が一斉に集まったからか、すごい人だった。

一人旅で、都会とか人混みは精神的に辛い。気合いがいる。

やっぱり一人って心細い。

正直私は一人旅は何回か経験こそしているが、実は別に一人旅が得意ではないのかもしれない。

Wifiも使えないしちょっとイライラしながら街を彷徨っていた。

 

2時半からミュージカルを予約していたのでピカデリーサーカスの方へ移動。

この辺も素敵なビルがたくさん並んでいて、お店やパブがおしゃれだった。


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ただ観光客一人で入るのはなかなかハードルが高そう・・。

ロンドンは聞いてはいたけど本当に多国籍な街だ。

インド系とアフリカ系をよく見る。

アジア系なんて少数派だ。

日本にいる外国人がジロジロ見られたりして居心地が悪いという話を聞くがまさにその逆。

ここは多国籍なのでジロジロは見られないし心配していたようなアジア人差別も今の所は経験していない。

というかアジア人なんて興味も関心もないというのが正しいと思う。



この国で誰も私を知る人もいない。

日本語なんて全く聞こえてこないし全てが英語・違う世界。

ただそれがなんとも言えない居心地悪さと不安、疎外感を抱えながらも同時にある意味での心地よさも感じていた。

 

中華街も劇場の周りも日本と全然違う。モダンだ。


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普通の人がカラオケしてるだけだが、かっこいい。

途中小腹が空いたのでマクドナルドでポテトを注文。

小ポテトは1.5ポンド。水は1.9ポンド。水が360円てなんやねんw

 

そしてレミゼラブルを見に会場へ。

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やはり休日だからか、すごい人。そして劇場は思ったよりも窮屈でまた閉塞感で若干苦しくなった。昔からの建物を使ってるし昔の人はやはり体格がそれほど大きくなかったのだろうか、この欧米人の体格に劇場の狭さがアンバランスだなと思う。


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貧乏なので一番後ろの端の安い席だったが、時々見切れるくらいで別になんの問題もなかった。50ポンドで8000円くらいだったかな。

ある程度ストーリーを知ってるし(と言っても復習しなかったので半分くらいは忘れた)歌が素晴らしいので楽しめたがやはり英語を聞き取ろうとすると何を言っているかよくわからない。

英語がわかればもっと楽しめるんだろうな。

ずっと見たかった本場のミュージカル。3時間があっという間だった。

しかしなぜか心から楽しめなかった(感情が動かされない)のは時差ボケからの疲れと、まだ落ち込んでいる気分を引きずっているからか、加齢で昔ほど感動しなくなっているか・・・色々とあてはまる気がする。

旅は何歳になってからでもできるけど、感動を味わうには若ければわかいほどいいのかもしれない。

 

ミュージカル後、街を散策した。


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ロンドンは聞いていたけれどどの道を歩いても本当に素敵だ。

本来なら食事を誰かとするのだろう。

明るくて、モダンな光を通り過ぎる。

パブはどこも賑わっている。

1人の散策はどことなく寂しい。やばい感傷的で涙が出てくる。

こんなはずじゃなかったのに。

 

クリスマスのデコレーションは心が洗われるような美しさだった。


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日本では正直なんとも感じないクリスマスだけどここでは素直に感動できる。

ただ、どこもやばいくらいの人!人!人!

 

リージェントストリートを外れて、人がいない方向に進んでみた。

Maryle bone(マーリーボーン)という地域がある。

ここは私のイギリス人の生徒さんのアパートがあるらしい。

彼になぜか勧められてなんとなく散歩してみた。

いかにも高級そうな店、アパート、おしゃれなパーらしきものが並ぶ。

一体どれくらいお金持ちなのか検討がつかないが、お金持ちの彼の生活圏内の場所をただ歩く。正直金持ちの生活なんて興味がないが、喧騒から離れるにはちょうどよかった。


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冷たい風に、からっぽの心がなんとも言えず心が疼いた。

 

ロンドンに来て2日目。

一番楽しかったのはこの夜の散歩だった。

 

ガトウィック空港から宿に移動。爆睡して1日終了

思ってたよりだいぶスムーズに着いたのでちょっと拍子抜け。

ちょっと疲れてるが、これが時差ぼけなのか単なる疲れなのかはわからない。

 

しかし・・到着してSIMを入れ替えた途端、地味な日本でのトラブル発生でそれが一番テンパった。

物販の会社が手違いで私のリゾバ先に荷物を送るというちょっとしたアクシデントがあり、リゾバ先の同僚からなんか荷物届いてるけどどうする?とラインがあり。

それが1時間くらいかかり、テンパって泣きそうになり妹に電話したりと、それでどっと疲れた。

やっぱり私は来るべきじゃなかったのかもしれないと落ち込んだ。

妹はテンパる姉に対し、そんな大したことないからとにかく楽しめと慰めてくれた。


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ガトウィック空港は結構大きい空港と聞いてたけど、最初の印象は小汚い、だった(笑)

そしてどこかに行く人もたくさんいるけどあまりお金を持ってる様に見えなかった。

 

早朝到着で、時差ボケも心配だったので今回さ心配してプライオリティ・パスをとった。私は入国しても空港ラウンジが使えると勘違いし、探し回った結果、出国のときしか使えないことがわかった。がーん。


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外に出ると息が白い。

みんなダウンジャケットを着ているし完全に冬。

到着した当日は、曇天、小雨ですごく寒かった。これがイギリスのデフォルトなんだよなぁと思いながら。

いすが汚い。


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日本円で930円。こんななんてことないパンが千円・・。

たかいのは覚悟してたけど、円安の影響で、日本の物価の3倍やん。

まじでこれから1日1食チャレンジだな・・と腹を括った。

 

とりあえず適当に空港で過ごしてから、宿に向かう。

この空港は南ターミナルに交通機関がある。

北ターミナルから南ターミナルは電車移動。

不安になりながらも掲示板を頼りに電車を探す。liftはエスカレータで、underground は地下鉄かぁ…。

周りのイギリス英語が聞こえるとなんか緊張した。

 

イギリスのTube。思ったより天井が低いし中も狭いのとみんな歩くスピードが速い、んでエスカレーターも日本の倍早い。(日本の年寄りは転倒必須。)

なんか慣れない。


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出発前の凹む出来事➕地味な日本でのトラブル、睡眠不足で心と体がバラバラな感じがした。まだ自分がイギリスにいるなんて、信じられない。


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心配していたよりスムーズにAirbnbでとった宿(というか家)に辿り着くことができた。ロンドンの中心から40分〜1時間ほど離れているが、中心地の宿なんて劇狭3段ベッドのドミトリー(それでも5000円くらい)かまともなホテル2、3万、Airbnbも1泊1万超えだったのでお手頃価格の西ロンドンのGreen fordというところにした。

1泊5000円台(でも結局手数料込みで7000円くらい)で駅からアクセスしやすい、ホストが上品そうな老婦人で安心感があったのと、日本人のレビューを見てここにした。

 

家に着くと、白髪の婦人が迎えてくれた。

お話の仕方も上品でなんかリアクションとかちょっとした返しがいかにも外国人のジョークって感じ(上手く説明できないが)、お茶目な感じのおばあちゃんだった。

 

一通り説明してくれる中に、こういうことする人がいるんだけどね、とちょっとしたぼやきが入る(笑)とりあえずこれはしてほしくないんだろうな、と思ったからそれはしないように気をつけた。

やはりお年を召した方なのでちょっと気を使うが、本当にこじんまり、さっぱりしたお家で、なんかほっとした。


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「自分の家だと思ってね、私はこれからティータイムなんだけれど(イギリスでティータイムは必要なのよとか言いながら)あなたも飲むかしら?お茶の種類は何がいい?」

 

大して英語が通じてるのかわかんない東洋人に対して、婦人は別に忖度することなく英語でなんか色々とお話ししてくれた。

1回で聞き取れないことも何回かあったがなんとなくだいたい言ってることは理解できた。逆に英語力0だとちょっときついかもしれない。

 

あなた今日は予定はどうするの?

特に決めてないんですよね、というとCollect yourselfって英語の表現を知っているかしら?まずは落ち着いて、どうするのか考えてって言う意味よ。と教えてくれた。

婦人は外国人に英語を教えるのも好きみたい。

婦人はもちろん旅のことについて言ってくれたんだけど、私はこの時色々と凹んでいたのでまさに自分の人生のことにも当てはまるな、と思ってしまった。


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婦人が使ってたという可愛らしい部屋でお茶を飲んだ。

あたたかくておいしい。

それから疲れがどっと押し寄せてきて仮眠するつもりが結局夜まで寝ていた。

お腹がすいたけどスーパーに買いに行くのもだるい。

何も食べず、また寝た。

宿にはもう一人お客がいた。

就活が終わった韓国人の大学生で、卒業旅行で1人でヨーロッパ旅行に来ていた。

キッチンで雑談。


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しかも彼の大学が、何と私が韓国留学時代通っていた語学堂(笑)

すごい偶然で嬉しくなった。

彼とはそれ以来喋る機会がなかったけど、今思えばお茶とかご飯に誘えばよかったと思っている。

 

ロンドン初日は観光することもないまま寝て終わった。

これが10年若かったら。

やっぱりどんどん体力気力が落ちてる。

あと旅が久しぶりすぎてなんか落ち着かないし感覚が鈍ってるなぁ。めちゃ心細い。

凹んでるのもあるからか。

そんなとき、めったに連絡しない旅仲間から偶然連絡があった。

今イギリスにいると連絡すると、

「感覚をつかめた頃に帰国
いつものパターンや
だから楽しいのかも」

 

うん、そんな気がする。感覚掴み出してあ〜帰りたくないってなるんだろうなぁ。

 

とりあえず2日目から動き出すとするか。